自分に集中してるから。
週イチ非常勤の私立高校。
1年生、最後の授業。
2週連続の道脇さんシリーズ。
ここ数日のブログ記事のとおり。
16歳の自分に伝えるつもりで。
2年生になるとね。
課題研究の授業が。
自分たちでテーマを設定。
グループで課題を探究。
年度末に成果発表を。
進路を見据えての選択授業。
1年間のこの授業。
何か刺激を受けてくれたら、嬉しいな。
探究したいテーマが見つかれば、サイコー。
生徒に感じたことをシェアしてもらってるうちにね。
ピピッときた言葉が、こちら。
「人から必要とされる人になりたい。」
なりたいよね~。
教育現場では、褒められるコメント。
けど、職員室に戻ってからも気になってね。
「必要とされる人になりたい」が。
なぜか意識が向く。
つまり、自分ゴトだね。
いつもの陰陽で観るとね。
「必要とされたい」
と思うのは、
「必要とされていない」
と思っている人だけ。
いくら必要とされようと頑張ったところでね。
「必要とされていない」という前提が変わらないかぎり、
際限なく頑張り続けなければならない。
そもそも、
「この人が必要だ」
そう思ってくれるのは、自分ではなく、相手。
自分ではコントロールできない。
コントロールできないことを
コントロールしようとする。
「苦」の無限ループにハマる。
では、どう観れば?
ピピッときたのが、こちら。
「無限の力」
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> そもそもすべての出来事が
> 必要だから起きている。
> 必要とされようとする必要がない。
笑っちゃった。
その視点があったね。
「個」の視点にとらわれてたわ。
> 「必要とされる」=「認めてもらう」
> これは、外の世界にエネルギーがある状態。
> 外の世界にエネルギーがあるという事は、
> 他人の軸の中で生きている
> あなたは、あなたのやりたいことに
> フォーカスすればいい。
道脇さんね。
ひとりで電車に乗るのが苦手なんだって。
例えば、新幹線に乗るとするでしょ。
ホームで乗車位置の先頭に立って待ってるんだけどね。
なかなか列車が来ないんだって。
ふと電光掲示板を見ると。
すでに3本ぐらい乗り過ごしてるの。
どれだけ集中してるのって。
これが、しょっちゅうあるらしい。
クライアントからもらった課題。
ずっと考えてるんだね。
道脇さんは、「必要とされたい」とは思っていない。
そう思うことに割くエネルギーがない。
すべて課題に注いでいる。
そりゃ、イイ仕事ができるよね。
その結果、「必要とされる」んだね。
相手に言いたいコトは、自分に言いたいコト。
承認欲求の強い私にとってね。
さっさと卒業したいテーマ。
最後の授業でもね。
全部自分に返ってきたわ。
気づけてよかった。
かわいい一年生のみんな。
一年間、付き合ってくれて。
こちらこそ、ありがとね。
今日は、ここまで。