バランスがとれるから。
昨日の記事で、
恐れの先には、なりたい自分がいると書いた。
そうは言っても、
まずは、恐れに意識が向く。
とらわれる。
私たちは、まず、どちらかに偏る。
偏りは、不安定。
宇宙は、バランスを取る。
必ず対極を体験。
「どちらも」に。
けど、そこで安定しない。
また、揺れる。
生きるとは、揺らぐこと。
わかったうえで、「揺れる」。
「揺らされる」のではなく。
ピピッときたのが、こちら。
『0Rei』
さとうみつろう サンマーク出版
> 「意見を言う」という行為は、
> その逆側の単語を
> 違う言葉で述べているだけ
「平和が好き」と言ってるなら、
「戦争が嫌い」と言ってるのと同じ。
「あなたを愛している」とは、
「あなた以外は愛していない」と同じ。
「いえいえ、あなたも、彼も愛している」のであれば、
「あなたと彼以外は、愛していない」と同じ。
あるひとつの事象。
どちらから観たかの違い。
そう観ると、陰陽法則は理解しやすい。
陰と陽。
別のモノが2つある。
そう観てしまうと、沼にハマる。
> 「意見を言う」とは、
> オモテ面を披露して、
> ウラ面を呑み込んだ
> (表明しなかった)に過ぎない。
「好き」と「嫌い」は、セット。
どちらかだけでは、成り立たない。
「好き」と「嫌い」の数は、同じに。
この相対的な世界。
Aと言えば、対極のBを言わなかっただけ。
「良い」と「悪い」
「正しい」と「間違えてる」
「価値がある」と「価値がない」
陰陽論は、バランス理論。
私たちは、体験する。
言わなかった対極を。
「どちらも」に至るまで。
あなたは、今日、何を言いましたか?
ってことは、何を言いませんでしたか?
つまり、同じひとつの体験しかしていない。
4,000年前のオジちゃんは、
その観方を教えてくれている。
Aと表明したあなた。
次は、対極のBを体験するよ。
お楽しみに。
今日は、ここまで。