被害者は誰? | まなブログ

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テーマ:

イビキが気になる私に。

 

 

 

「私を守ってくれなかった母親を恨んでました。」

 

 

昨日の続きです。

 

お嬢さんを「絶対守るべき」存在とするJさん。
「自主性を育んでは?」というご主人を瞬殺。

なぜ、そこまで?

 

 

ここで、いきなり質問です。

 

 

Q.あなたは、夜、隣でイビキをかかれたら眠れなくなりますか?

 

 

いかがですか?

 

私、気になります(笑)

なかなか眠れません。

眠れたこともあったけど、結構、時間かかりました。

 

合宿とかだったらね。

部屋を出て、ロビーで時間をつぶしたり。

その場にいられなくなるのね。

つらくて。

 

ん?

 

なぜ、「つらい」?

 

イビキが「うるさい」から眠れないんじゃないの?

 

 

津留晃一さんの著書にこんな一節が。

 

>あなたはイビキをかいている人から迷惑を受けた被害者で、

>イビキをかいた人は加害者だということになりますが、

>それは本当なのでしょうか?

 

>もしイビキによって安眠を妨げられたというのなら、

>騒音のする電車の中でうたた寝している人たちは、

>一体どういうことになるのでしょうか?

 

>あなたが他人のイビキを嫌うわけは、
>「イビキをかくのは良くないこと」と思っているからに他なりません。

 

>あなたを悩ませているのは、音ではなく

>「夜中は静かであるべきだ」という考え方のほうなのです。

>その思いどおりでないところにストレスを感じます。

 

 

どう?

これ、読んでスゲーって思ったの。

よくこんな観方ができるなって。

 

この章のタイトルがね。

 

「加害者はあなたがつくる」


なるほど、確かに。

責めてるわ、相手を。

 

その時、不快な身体感覚が。

胸がきゅっと締まって、みぞおちが重くなる。

だから、つらく感じるんだね。

 

 

けど、私だってイビキをかくこともある。

騒いで寝ている人の邪魔をしたことだって。

 

あるよね、誰でも。

私が加害者になることも。

 

 

その時、

 

「あっ、しまった。」

「やってもうた。」

「ほんまアカンな、俺。」

 

って自分を責めてるな。

 

自分に対しても加害者なんだね。

 

 

「夜は静かにするものだ」

 

こう言われて叱られた経験

誰しもありますよね。

 

子どもの頃、親から教えられた価値観。

この「ねばらない」が大人になっても刻まれているおかげでね。

被害者にもなり、加害者にもなる。

 

 

 

ここでJさんの話に戻ります。
 

「母親は子どもを絶対に守るべきだ」

 

この価値観が強く刻まれてそうだなって。

これを果たせないと、自分自身を許せない。

私が感じたのは、Jさんの恐れです。

 

対面セッションの時にね。

Jさんからうかがった話とつながります。

 

 

Jさんが子どもの頃。

おばあさんが喫茶店を経営されてました。

 

お母さんもお店の手伝いに。

朝から夜までずっと。

 

その間、Jさんのお世話は?

 

 

実は、喫茶店のお客さんであるKさん。

Kさんご夫婦には、お子さんがいらっしゃいませんでした。

そのKさん宅に預けられていたのです。

 

それもおばあさんの計らい。

お母さんがお店で働けるように。

 

 

おばあさんは、厳しい方でね。

Jさんが傷つくような言葉をよくかけられました。

 

お父さんは、単身赴任で週末だけ帰宅。

けど、その度に体罰を。

週末だけ、よく喘息が発症しました。

 

 

つらかったJさん。

一番助けてほしかったのは?

 

そう、お母さんです。

 

 

けど、お母さんは、おばあさんとお父さんの顔色をうかがってね。

波風が立たないよう、気を遣ってました。

Jさんをかばってくれたことがなかったのです。

 

JさんをかわいがってくれたKさんご夫婦もね。

おばあさん、お父さんとは、仲が悪い。

 

両者から双方の悪口を聴いてね。

Jさん自身も大人の顔色をうかがうように。

 

 

ある時、Jさんが

 

「Kさんのお家にいきたい」

 

って言ったらね。

 

「お前なんかKさんの子になってしまえ!」

 

って、おばあさんに。

 

私は、いらない子だ。。

家族の誰からも愛されていない。

味方は誰もいない。

 

そう、受け止めたJさん。

ひどく傷つきました。

今でも鮮明に覚えています。

 

 

その時でさえ、お母さんは助けてくれません。

距離をとって、他人事のように傍観。

ほんとは、抱きしめてほしかったのに。

 

 

>大人になるにつれて、そんな母親が許せなくなったんです。 

>ただ抱きしめてくれるだけで良かったのに・・・とトラウマになったんですね。

 

>その気持ちは、大人になってから母親に伝えました。

>母親も「その時は精一杯だったんだ」と言っていましたが、

>私の怒りはすべて母親に向いていきました。

 


目を腫らせて、泣きながら話してくれたJさん。

壮絶な幼少期。

そりゃ、トラウマになるよね。


30年以上経っても消えない哀しみ、怒り。

こんな思い、自分の子どもにさせるわけにはいかない。

 

傷ついた私を守ってくれなかった母。

私は、絶対にこの娘を守る。

何があっても守り抜く。

 

こうして、Jさんの

 

「母親は子どもを絶対に守るべきだ」

 

という信念を持つに至りました。

 

 

けど、前述のイビキの事例のようにね。

「ねばならない」を握りしめるとね。

加害者にも被害者にもなります。

 

その価値観で自分と他人を裁きます。

 

教育方針に口出すご主人。

食の安全をおびやかす企業の営利主義。

政府の不十分な教育、育児支援施策。

 

この時、Jさんは被害者に。

 

けど、バッサリ斬られたご主人から観ればね。

Jさんが加害者だろうな。

 

 

また、お嬢さんに尽くせば尽くすほどにね。

「そこまでしたくない自分」もいるわけです。

 

けど、「そこまでしなければ許せない自分」に抑えられるとね。

「そこまでしたくない自分」は、被害者になるんです。

 

この時、「そこまでしなければ許せない自分」がね。

ホントの加害者なんだけどね。

 

そこを認めると、自我が崩壊しかねません。

ついお嬢さんを加害者にしてしまうんです。

 

「あなたのために、ここまでやってるんだから。」

 

本来、守るべきはずのお嬢さん。

責めてしまう自己矛盾。

強烈な葛藤が生じます。

 

過去の傷が癒えない被害者がね。

自他ともに責めて加害者となる。

 

子どもへの虐待ってね。

こうやって、生じるのかもね。

 

 

Jさんは、虐待してませんよ(笑)

ここは、一般論ね。

 

「あなたのためなんだから」

 

って、よく耳にしますものね。

私も何度も言った記憶が。


 

Jさんのおばあさんも、お父さんも、お母さんも。

この負の連鎖でつながっているんじゃないかな。

 

この重い鎖。

Jさんで断ち切る決意をされました。

 

ということで、続きは明日です。

 

 

 

では、今宵はこのあたりで。

 

 

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