まなブログ

脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。


テーマ:

「どうすれば?」と考えてしまう私に。

 

 

 

「自殺だけはしないでね。」

 

奥さんにそう言われたUさん。

 

某プロサッカーチームのトレーナーさん。

サッカーに疎い私でも知ってる名門チーム。

 

>現在、自分を失いつつあります。

 

セッションのお申込みメール。

冒頭の言葉がこれ。

 

 

Uさん、数年前に一度、経絡ストレッチセミナーにご参加。

当時は、某プロチーム傘下の育成チームのトレーナー。

 

明日のJリーガーを目指す高校生。

成長著しい彼ら。

熱い指導でやり甲斐を感じられる日々。

 

 

その後、実績が認められてね。

今年の1月から、現在のプロチームに。

スゴーい、ご栄転。

 

高校生からプロの大人だからね。

それなりのご苦労はあるだろうなあ。

 

6月に頂いたメッセージではね。

新天地での環境の変化にとまどいながらもね。

それなりの覚悟で向き合っておられてるなって。

 

>真面目にもがいてみたいと思います。

 

どうやら、もがき過ぎちゃったみたい。

 

>どうしようもない自分の状態にだいぶ行き詰まっています。

 

あら、しんどそう。

やっぱりプロだと求められるレベルが相当厳しいのかなあ。

けど、Uさんなら大丈夫だ。

 

 

はい、ここでいつもの五行観立て。

まずは、Uさんの先天的要素。

 

「木」4 「火」2 「土」4 「金」7 「水」3

 

で、セッション開始時の「いま」。

 

「木」4 「火」1 「土」3 「金」9 「水」5

 

「金」気とは、「きゅっ」と引き締めるエネルギー。

それが心理に作用すると、

 

・中庸 → 信義、公正、統率、きっちりしている

・実 → ねばならない、批判、裁く、きつい

・虚 → ルーズ、だらしない

 

いま、「金」気が明らかな実。

思考過多で落ち込んでいるからね。

「ぎゅ~っ」の「水」気も過剰。

 

いずれにしろ、内向き&下向きで「陰」に偏っています。

固くて、重い。

 

 

ちなみに、「木」気は本来、のびやかさ、好奇心、チャレンジ。

ただ、いまは、焦り、イライラ、もどかしさとして。

 

「土」気も本来は優しさ、穏やかさ、寛容性。

けど、いまは、気弱さとして。

 

まあ、もともと「金」気旺盛だからね。

誰がみても、真面目で勤勉。

何を任せてもね。

責任感を持って最後までやってくれそう。

 

 

で、お悩みというのは?

 

「チーム内で孤立しています。」

 

意気揚々とチームに乗り込んだけどね。

監督、スタッフ。

うまく意思疎通が図れないんだって。

 

まずは、監督。

外国人で日本語全くダメ。

 

仕事中は通訳を介してだけどね。

それ以外では直接話すしかないよね。

言葉が通じないし、ほとんど会話がありません。

 

で、こちらから何を提案してもね。

 

「おまえがやりたいようにやれ。」

 

トレーニングは、おまえの責任だからって。

「任せられている」というより、「突き放されている」かんじ。

けど、どうやって、信頼関係を築けばいいのか?

 

 

続いて、スタッフ。

プロにもなるとね。

スタッフそれぞれが専門性を持っていてね。

一人ひとりが非常に個性的。

 

誰ひとり知り合いのいない環境に飛び込んだUさん。

なかなか通じ合えません。

 

外国語が飛び交う職場。

スタッフどうしでじっくり話し合っていてもね。

Uさんは、いつも蚊帳の外。

 

仲間はずれのような疎外感。

けど、こちらから入ろうにもきっかけさえつかめない。

 

 

Uさんも高校時代までサッカープレイヤー。

でも、2年生で辞めちゃった。

怪我があまりにも多くてね。

だから、いまの仕事に行き着いたんだけど。
 

スタッフといえど、みなさん、元プロ選手。

高校までのキャリアのUさん。

戦術の深い話には、ついていけない。

 

スタッフ内でミニゲームすることも。

けど、レベルが違う。

Uさんが同じチームになるとね。

冷めた視線を向けてくる人も。

 

点を入れられると、

 

「あーあ、何やってんだよ。」って。

 

 

選手も全員プロ。

去年までの育成選手と違ってね。

チームの方針に対しても色々主張してくるわけです。

 

Uさんは、選手とチームの調整役も担っています。

けど、うまく落とし所が見つけられず、「板挟み」。

どうにもできないことで怒られることもしばしば。

 

 

みんなの視線が痛くてね。

自分はチームのお荷物じゃないか。

何も役に立ってないし。

 

周りが全員敵のように感じられることも。

同じチームメイトなのに。

 

 

日々、考え続けてるの。

 

「どうしたら、この状況を打開できるのか?」

 

外国語の本とか、読んでね。

何とか意思疎通のきっかけでもつかもうと。

 

けど、わかるでしょ。

ピリピリに張り詰めた相手がね。

シリアスな重い気を発しながらね。

何を話しかけたところで相手は引きます。

 

 

また、集中力が続かず、反応が遅いと言われてね。

栄養状態の問題かと、食生活を改善してみたり。

 

仕事に行くのが恐いからね。

恐怖は気力、体力ともに消耗を激しくします。

朝、晩、ボディワークをしてカラダを調えようとしてもね。

その場は楽になるけどね。

それもつかの間。

 

朝、出勤する車の中。

「今日はどうしようか?」

ハンドルを握りながら、頭はフル回転。

職場に着いたら、また消耗開始。

 

帰宅してからのボディワーク。

日に日にかける時間が増していく。

 

何をやっても劣っている自分。

もっとスキルアップしないと。

自分を責めて、罪悪感にひたります。

 

 

考えられること、みんな、やったのにね。

何をやってもうまくいかない。

 

時間が足りない。

プレッシャーが日増しに重くのしかかります。

 

 

着任後、8ヶ月でUさんは、追い詰められました。

四六時中、苦しんでいるからね。

冒頭の奥さんの言葉ですよ。

 

「自殺だけはしないでね。」

 

もちろん、夜も眠れない。

布団に入ってもね。

アタマの中は、フル回転。

 

「どうしたら?どうしたら?どうしたら・・・。」

 

私もサラリーマン時代、似たような経験をしたなあ。

ほんとに苦しいよね。

ここまで考えたら、答えにたどりつくってないから。

無限地獄だよ。

 

 

Uさん、毎朝、起きるのがつらくてね。

 

「ああ、今日もあの場所に行かなければならないのか。」

 

怖い。

 

このままじゃ、きっとおかしくなる。

で、ついに怪しい気の世界の門を叩かれました(笑)

 

 

Uさんの深刻なご相談をうかがってもね。

私は1ミリも心が動かないの。

つらいだろうなあ~とは思うけどね。

 

逆に、よかったなって。

追い詰められて。

Uさんにそんな余裕ないだろうけど。

 

「どうしようもないでしょ?」

 

「はい、どうしようもありません。」

 

そう、それを待ってたんですよ。

どうにかできてたら、ここに来てないし。

 

何をやってもどうにもならない。

 

Uさんは、それを身をもって味わう必要があったんです。

 

陰極まって陽になり。

 

「どうするか?」

 

という方法論を徹底的に考え抜いてね。

それでもダメだって、進退極まることによってね。

 

「やり方」

 

ではなく、

 

「あり方」

 

への転換が起こります。

 

絶望って、転機なのかもね。

 

 

まあ、いまのUさんには、ピンと来るはずもなく。

じゃあ、始めましょう。

 

「気になる」状況をイメージで再現してもらってね。

その時に生じる感情、感覚を確認してもらいます。

 

「どんな感情が湧いてきますか?」

 

「やはり私にも責任があるとは思うのですが、周りの人も・・・。」

 

それは、感情じゃなくて、思考。

 

・アタマ → 思考

・ムネ → 感情

・ハラ → 感覚

 

追い詰められる人はね。

アタマの思考で生きてます。

 

アタマとハラは拮抗関係にあるからね。

アタマの思考で考えすぎるほどにね。

快、不快の感覚がわかりません。

 

感情や感覚を訊いているのにね。

「正しい」「間違っている」という思考の論理で返します。

 

これ、追い詰められている人の特徴。

思考でしか、葛藤できません。

思考でしか、悩めないのです。

 

口グセでわかります。

 

・アタマ → 思考 → 「正しい」

・ムネ → 感情 → 「楽しい」

・ハラ → 感覚 → 「心地よい」

 

 

「例えば、みぞおちが重くなるとか、こめかみが締まるとか。」

 

わからない人には、例を示してね。

感覚に意識を向けてもらいます。

 

「いやあ、どうでしょう。わからないなあ。」

 

結局、感覚を認識するのに5分ぐらいかかりました。

 

・息がつまり、胸が圧迫される。

・全身が固くなり、特にうなじが強張る。

 

だそうです。

 

で、感情は?

 

・恐れ、疎外感

 

で、その時の内に秘めたエネルギーをね。

発散させて叫ぶとしたら?

 

「バカにするなっ!」

「俺のことも尊重しろよ!」

「仲間に入れてくれーっ!」

 

これ、大事。

リアルの世界で抑え込んでるエネルギー。

バーチャルの世界で解放してもらうの。

 

エネルギー的にはね。

リアルもバーチャルも同じだから。

だって、主観的感性の世界だもん。

 

 

結局、私がやっているのは、気の調整。

抑圧されて滞っている気を通してもらうだけ。

 

これ、他人の私がするよりね。

ご本人にやってもらうのが一番気が動くの。

 

 

で、エネルギー的に解消されないとね。

同じことを繰り返します。

 

だって、ハラは気づいてほしいから。

この感情、溜まってるよって。

 

いつもの垂直統合で掘り下げようとするとね。

 

「あっ、すぐに思い当たります。」

 

話が早い(笑)

いつの頃かな?

 

「小学1年生です。」

 

 

当時、地元のサッカークラブに入ったUさん。

でも、同い年がいなくてね。

上級生ばかり。

 

当然、技術面では劣るしね。

内気で自分から話しかけるのは、苦手。

何だかんだと、イジられて、イジめられ。

 

「クラブに入った1年生からの3年間、本当につらかったです。」

 

で、一番つらかったのが3年生の頃。

 

では、当時のUさんに「入って」もらいましょう。

幽体離脱するようなイメージで。

 

これ、36歳の自分からね。

9歳の自分を客観視するんじゃなくてね。

 

9歳当時の自分としてね。

主観的に感じてもらうのが大事。

で、ないと気は動きにくいの。

 

「どんなシーンが思い浮かんできますか?」

 

「上級生に下手だと責められ、押し黙っているシーンです。」

 

 

では、観じてもらいましょう。

 

・感情 孤独感、恐れ、怒り

・感覚 息が詰まる、胸が苦しい、カラダ全体が重く強張る

 

なるほど、では、その内に秘めたエネルギー。

解放しちゃったら、何と叫びますか?

 

「うるさい!」

「黙れ!」

「ほっておいてくれよ!」

 

これ、「反射」だね。

この先に本音があります。

 

「その後に続く言葉は?」

 

「・・・もっとやさしくしてほしい。」

 

その言葉。

上級生の目を見て言ってみてください。

 

「上級生の反応は?」

 

「とまどった表情です。言い返すとは思ってなかったような。」

 

「ほお~、では、その上級生に何て言いますか?」

 

「仲間に入れてほしい。」

 

「すると、上級生は?」

 

「じーっとこっちを見ています。」

 

「ほお~、それから?」

 

「仕方ないなあ~、仲間に入れてやるよって。」

 

「おおっ、それは嬉しいですね。」

 

「はい、嬉しいです。」

 

 

では、仕上げに。

36歳のUさんが9歳のUさんに声をかけてあげてください。

ここで初めて「客観」に。

 

「しゃがみこんで目線を合わせて、何と声をかけますか?」

 

「ぎゅっと抱きしめて、よく言えたなって。」

 

「すると、9歳のUさんは?」

 

「・・・わかってくれて嬉しいと。」

 

 

「わかってほしかった」んだね。

表面的には、上級生に。

でも、ほんとは、ハラの自分がアタマの自分に。

 

ハラの自分は、意思を快、不快の「感覚」として表現。

けど、アタマの自分がキャッチしてくれないとね。

他人に投影させて、アタマの自分に同じセリフを言わせるんです。

 

「ハラ → アタマ」 = 「アタマ → 他人」

 

いつも同じ現実を繰り返すなら。

その感情、感覚を言語化してみるとね。

それは、ハラの自分がアタマの自分に伝えたかったことかもね。

 

「おまえ、ほんとに他人に関心ないよな。」

「自分のことしか考えてないだろ。」

「他人の気持ちなんて、わからないだろ。」

 

Uさん、ずっと言われてきたんだって。

これまでの人生でずっと。

もちろん、いまのチームでも。

 

 

ああ、これ、俺と同じだ。

私もよく言われたの。

で、自分でもそのとおりだと。

他人に関心ないわ、俺。

 

それで壊れてしまった人間関係もあってね。

つらいけど、なぜかわからないの。

 

「なんだよ、何が悪いのか、言ってくれよ。」

 

「やり方」がマズかったと思ってたのね。

「あり方」が不快だったの。

 

 

「どうすれば?」

 

アタマで「やり方」ばかり、追い求めてたからね。

 

「どうしたい?」

 

ハラの「あり方」を無視し続けてたの。

 

 

表面的には、相手に抱く不満として。

潜在的には、ハラの自分が不快だから。

 

アタマの自分は、思考しかできないから。

「やり方」による解決しか手段を知らないから。

 

それで行き詰まって、降参しないとね。

アタマの自分はおとなしくしてくれないの。

 

「どうにでもなれ」と思考を手放した時にね。

初めてハラの私とつながれるの。

 

すると、ハラの私の思うがままの現象が起こるの。

開き直った時のほうがうまくいくのは、そういうことかも。

頑張るほどにアタマが主導権を握るから。

 

だから、さっさと行き詰ったほうがいい。

手放すまで怖くて、ツラすぎるから。

 

 

ああ、これ、やっぱり俺だな。

Uさんに言ってること、すべて。

ハラの俺がアタマの俺に伝えているんだ。

 

・・・痛いけど、温かいな。

 


Uさん、気が通ってる。

表情が別人みたいにやわらかい。

 

仕上げにどぅる~んタッチで気を通します。

うん、Uさんの腕がフワーッと浮き上がる。

祝開通(笑)

 

五行で観ると、

 

「木」3 「火」2 「土」8 「金」1 「水」2

 

温かい穏やかな光の球体みたい。

ボワーッと広がるような癒やしの気。

見た目にもそうだけど、全く別人(笑)

 

 

では、確認してみましょう。

36歳の「いま」に戻ります。

 

「Uさん、明日、お仕事に行けそうですか?」

 

「はい、大丈夫です。恐怖がありません。」

 

「身体感覚は?」

 

「不快な感覚は全くありません。」

 

 

うん、イイかんじ。

明日からの変化が楽しみ。

 

で、早速、翌日、メッセージが。

 

>よく眠れましたし、朝から恐怖が湧きません。

>すんなり仕事に行けました。


>まず、他人の目を気にせず、ふるまえています。
>だからでしょうか?
>選手、スタッフに毅然と意見を言えている自分がいます。
>これを言ったら、相手にどう思われるか?という自分がいません。

 

>今まで自分のことしか見えてなかったことがよくわかりました。

>今日は選手の顔がよく見えています。

>私が意識を外に向けていなかっただけでした。

>今日の練習では一人ひとりの表情がいつもよりよく読み取れていたような気がします。

>総じて、とても気楽です。
>クビになったらなったで何とかなるかな~みたいな

 

 

嬉しいよねえ~。
私にも同じところがあるからね。

自分が救われたみたいに思えるの。

 

 

で、Uさんに対することは、私自身のことでもあるって。

早速、そのお試しがやってきたの。

Uさんから(笑)

 

これは、次の記事でね。

すでに十分長いけど(笑)

 

 

あっ、そうそう。

急遽ですが、名古屋市内で出張セッションをしまーす。

 

施術じゃないよ。

今回のような怪しいセッション(笑)

 

「Uさんみたいに私も変わる」

 

って決められたあなた。

お待ちしています。

 

 

< 出張セッション in 名古屋 > 

※おかげさまでご予約が埋まりました。ありがとうございます。

(8月18日8時更新)
 

1.日時

 

平成29年8月25日(金)

 

①14:00~15:30

②16:00~17:30

③18:00~19:30

 

 

2.場所

 

名古屋市内某所 ※受付後、詳細をご案内

 

 

3.セッション費

 

20,000円

 

 

4.申込方法

 

以下の項目を送信ください。

送信先: tanida@389navi.com ※facebookメッセージでも可

(1)お名前(ふりがな) (2)ご連絡先電話番号 (3)ご連絡先アドレス
(4)ご希望の時間帯

以上


追い詰められたら、転機。

けど、追い詰められる前に気づきたいよね(笑)

つらいの、イヤだもん。



では、今宵はこのあたりで。
 

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