脈ナビ&経絡ストレッチセミナー in 鹿児島(霧島市) | まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

どちらがいいのか迷うあなたに。




先日、名古屋で脈ナビセミナーを開催。


参加者の名和未佐子(なわ みさこ)さん。

30歳の会社員。


音大を出られてから、ピアノの先生をされてました。

その後、紆余曲折があり、現在は会社員に。



脈ナビセミナーでは、いろんなワークをします。

手首の脈を取りながらね。

手のひらの上に様々な塩が入ったビンをのせたりね。


遮光ビンに入れててね。

底に塩の名前をシールで貼ってるの。

「アジシオ」とか、「宮古島雪塩」とか。


だから、手のひらにのせたときはね。

どの塩が入ってるか、わかりません。

けど、のせた瞬間に脈は変わります。


のせたことによる衝撃に反応してるのではありません。

塩に意識を向けることによってね。

カラダが「快」「不快」の反応を表現します。

脈の拍動を通じてね。



けど、手のひらに塩の入ったビンをのせてもね。


「今日の夕食は、『世界の山ちゃん』で手羽先を食べようかな~?」


とか思ってたら、手羽先に対する反応が出ます。

意識を向けた対象への反応が出るってこと。



それは瞬間に反応します。

で、のせた瞬間の1拍めの変化を感じ取ります。

慣れてなくても2拍めまでの変化で。


それ以上、感じ続けるとね。

思考が介入してきちゃうんです。


「うーん、どうだろうなあ・・・。」


脈ナビは、「感じる」エクササイズ。

「うーん」の時点で「考えて」ます。


思考が介入しないようにね。

間髪入れずに感じ取るんです。



みなさん、脈ナビ、初参加。

なのに、しっかり変化を感じ取られています。

よしよし、イイかんじ。



オススメは、意識の変化を感じるワーク。

これは3人1組で。


ひとりが、仰向けに目をつぶって寝ます。

ひとりは、その人の脈をとる。

ひとりは、寝ている人の近くに座る。


座っている人にね。

「感謝」とか、「雑念」とか。

私が黙って掲げるカードに書いてある意識を念じてもらう。


で、その時に寝ている人の脈がどう変化するか?


寝ている人は、当然、わかりません。

座っている人が心のなかで何を思っているかを。


でも、カラダはその意識エネルギーをキャッチしてね。

脈を通じて表現します。


これ、生で体感してほしいなあ。

腑に落とすと、観方が変わりますよ。



で、セミナーの最後にね。

イメージで脈がどう変化するかっていうワークを。


脈ナビで感じるセンサーを磨くにはね。

ひとりでも多くの人の脈を観ることが大事。


そのためにね。

相手の人が脈を観てほしくなるような小ネタを。



まず、相手の手首の脈をとります。


で、相手にカラダの本音を訊いてみたい対象がありませんかって。


ジャンルは、以下から。


1.ヒト

2.モノ

3.コト


いずれかの相性をチェック。


「コト」って将来の選択肢とか、ヒト、モノ以外のすべてね。



次に、その対象数を確認します。


「コト」で2つとか。

「モノ」で3つとか。


で、コトA、コトBとか、割り振りしてもらうわけですよ。

アタマの中で。


なぜって?


内容は訊かないからです。

脈を観る人が訊いてしまうとね。

先入観が入ってしまうんです。


測定者の先入観はね。

相手の脈に影響します。

だから、訊かない。



このワークではね。

名和さんがモデルに。



「ジャンルは、どうされますか?」


「では、コトで。」



今後、どうしていくか?

将来の選択肢をみてほしいと。


では、脈をとります。



「では、まずコトAをイメージされてください。」



はい、瞬間に脈が変化。

なるほど。

すぐには、結果を云いません。


「では、次にコトBをイメージされてください。」


おっ、コトAと違う変化が。



「どちらかは、脈が固く締まり、細くなりました。」

「少し萎縮して、緊張するかんじです。」


「どちらかは、緊張はしませんが、同じように脈が細くなります。」

「どちらにしろ、活性化はしませんね。」


で、訊くわけですよ。



「緊張の反応が出たのは、AとB、どっち?」


「Aですか?」


「はい、正解。」



おおっ、ちゃんとわかっておられたんだ。

アタマとカラダが仲良しな証拠。

行き違いになっている方のほうが多いのに。



「自分でも納得しています。」



なるほど、そうなんだ。


で、終わってからも訊きません。

Aが何で、Bが何かってね。

ご本人が云いたかったら、聴きますけどね。



参加者のみなさんにもペアワークとしてやってもらいます。

うんうん、イイかんじに話が進んでる。


セラピストさんやカウンセラーさんが多かったからね。

話を引き出すのがお上手。


そこで、ちょこっと小ネタを。



このワークをするとね。

将来の選択肢AとBで依頼される方、多数。


ご本人も迷ってるからね。

カラダの声を参考に選択したいと。


ところが、ほとんどの場合ね。

AもBもイイかんじの脈になりません。


どちらも強く突き上げたり、緊張したり。

逆に、消え入りそうに弱くなったり。



そう、二択ってね。

どちらを選んでも後悔することが多いんです。


正反対の選択肢AとB。

どちらにもメリット、デメリットが。


例えば、Aを選ぶとするでしょ。

すると、選ばなかったBのメリットに目が向くの。

で、選んだAのデメリットにも。


では、Bを選べば?

逆のことが起こるだけ。


結局、後悔します。

そう、どちらを選んでも後悔するんです。


「どちらか」の視点はね。

板挟みにあって、葛藤を生みやすい。

自分も他人も追い込んでしまいがち。



どちらかでなく、どちらも。



東洋の視点でしたね。



「AでもBでもないCって、ありませんか?」



このCが見つかるとね。

イイかんじの脈になることが多い。


2は、対立を生みやすく。

3は、安定しやすい。



この3番目の選択肢Cの見つけ方。


ひとつは、AとBのイイとこどり。


もうひとつは、階層をシフトする。



イイとこどりはね。

あるんだったら、ご本人が見つけてます。

そのことばかり考えてますから。



実際には、「階層をシフトする」のがオススメ。


二者択一になるとね。

視点がフォーカスし過ぎてね。

視野が狭くなりがち。


そこで目を向ける対象をズラしてみる。

前提条件から変えるんです。



ということをお話ししてたらね。



「うーん、そうだ、そうだ。」



誰だ、大きくうなずいてるのは?



「あっ、君か。」



主催者日比野さんの息子さん。

小6のRくん。

今回、脈ナビに飛び入り参加。



「・・・って、Rくん、わかるんかいっ。」



思わずツッコミを入れざるを得ません。

どれだけ人生経験を積んできたというのか(笑)



「だってね・・・。」



Rくんに云わせるとね。


お小遣いを貯めてね。

以前から買いたいモノがあるんだって。

金額的に何とかギリギリ買えるみたい。


でも、それを買うとね。

貯金がほとんどなくなるんだって。

心に余裕がなくなる。



「買う」か、「買わない」か。



どちらを選んでもスッキリしない。


で、激しくうなずいてたんだって。

カワイ過ぎる(笑)



じゃあ、この場合、選択肢Cとは?



「お父さんに買ってもらえば?」



その手があったか。

Rくんの目がキラーン。



「お父さんは、土の気が旺盛だからね。」

「筋道立てるより、情に訴えてごらん。」

「感謝なんか添えて頼むと効果的だよ。」



横にお父さんがいるんだけど。



「うん、やってみる。」



やるんだ(笑)



これ、まさしく「階層をシフト」しています。



Rくんのお小遣いで買うか、買わないか?



その狭い土俵から抜け出せない。


特に当事者は難しい。

視点がフォーカスしてるからね。


だから、全く利害関係のない第三者に相談。

あっさりCを見つけてくれます。



というかんじで当日は終了。


そしたら、昨日、名和さんから後日レポートが。



>脈ナビの最後に脈を谷田先生に観ていただいたA案B案の選択のワークがありましたが、


>私のテーマは


>『今後何に本腰を入れて行うか』でした。



そうだったんだ。



>ネタをバラしますと・・・


>Aは『声楽』


>Bは『絵を描く』



さすが芸術家。



>非常に納得のいく結果でした。



声楽をイメージするとね。

脈が固くなり、細くなる。

「緊張&萎縮」ってかんじでした。



>実は、声楽を長らく続けてきましたが挫折をしまして、

>ここ3年ほど音楽から離れています。


>その後ろめたさと自分への罪悪感、

>また失敗するのではないかという緊張感が脈に出とる!

>と、びっくりしました。



なるほど、そのまんまだね。



>絵に関しては、幼少時からの夢が画家になることで、

>今も心に引っかかっています。


>ただ流れに身を任せていたら、

>いつの間にか音楽の道へ進んでいました。



東洋哲学の基本『変易(へんえき)』。


この世は一瞬たりとも同じ状況はない。

万物は常に変化し続ける。



明日の名和さんは、今日の名和さんとは違う。

当然、脈も変化し続けます。


だから、声楽や絵が合わないのではありません。

「いま」の名和さんと声楽の相対的関係性がそうだったというだけ。


変化し続ける波のある一点。

そこだけを見てね。

絶対的に「合う」「合わない」なんて云えません。



>そして、大事な大事なC案。

>自分の脈と相談してみたら



>『体を治すこと』



>でした。



おおっ、まさに階層がシフトしています。



>挫折をしてから自暴自棄になり、

>生きることがどうでもよくなった時期がありました。

>その際のツケが現在の体調面に出ています。


>本当は音楽も絵もやりたい。

>ただ、現在の状況で何も進展がなく、

>行動できていないことに疑問を感じて

>何が自分の行動を止めている原因かと熟考すると

>上記のC案が浮かびました。



>体調が悪いから集中も決断もできない。

>絵も音楽も中途半端。


>体調が悪いから良い声も出ない。

>良い声が出ないから凹む。


>自分嫌い!歌がやりたくない~!

>歌に真剣に取り組めないなら、絵もできんわ!


>・・・の無限ループなマイナス思考に陥っていたと発見!



>C案に気づいたので、早速行動してみると


>とーっても気持ちいい!


>まさに前進しているかんじ。


>行動する度に『これが自分だ』という確信が湧き上がる。

>みるみる自信が湧いてくる。

>私にとっては、非常に深い気づきでした。


>音楽と絵については、体調が良くなる過程で

>ゆーっくり始めようと思います。



めちゃ嬉しいですよね。

こんなレポートもらうと。


おわかりのようにね。

脈に訊かなくてもいいんです。


C案は、名和さんの「内」にね。

もともとあったもの。

脈ナビで生み出されたものではありません。


その「内」と意識が一致できたからね。


>とーっても気持ちいい!


わけです。


って、返信したらね。



>なるほど~。

>確かにC案は気づいてました。


>C案を実行することが自分にはできないと思い込んでいたんですね。


>やっと自分の可能性を信じることができるようになったということですね。



他人からみたら、「なぜ、できないの?」って思える。

まさしく思い込みなんだ。


でも、ご本人は至って真面目に考えてる。

考え過ぎる。

思い詰めるから、思い込む。



アタマとカラダが仲良くなる。



脈ナビがそのきっかけになれば嬉しいな。



今回、鹿児島県で脈ナビと経絡ストレッチを。


アタマで思い詰めてね。

AとBの板挟みになっているあなた。

Cを見つけに来られませんか?


セミナーのご案内は・・・おっと。


12月から新たに連続講座が。

経絡経穴を日々の生活で「使える」ことを目的に。

ってことで、再度、今後のセミナー開催予定を。



< セミナー開催予定 >


<沖縄県宜野湾市> 詳しくはこちら

・11月13日(金)経絡ストレッチ 基礎編

・11月14日(土)経絡ストレッチ 基礎編

・11月15日(日)経絡ストレッチ 応用編

・11月16日(月)経絡ストレッチ 応用編

・11月17日(火)施術


<千葉県市川市> 詳しくはこちら

・11月21日(土)陰陽五行 基礎編


<千葉県船橋市> 詳しくはこちら

・11月22日(日)経絡ストレッチ 基礎編

・11月23日(月祝)脈ナビ 基礎編


<大阪府大阪市> 詳しくはこちら

・11月28日(土)妊活セミナー


<鹿児島県霧島市>

・12月1日(火)脈ナビ 基礎編

・12月2日(水)経絡ストレッチ 基礎編


<兵庫県豊岡市> 近日アップ ※一泊二日カニ合宿

・12月5日(土)どぅる~んタッチ 3時間版

・12月6日(日)経絡ストレッチ 基礎編


<福岡県福岡市> 近日アップ

・12月8日(火)陰陽五行 基礎編

・12月9日(水)経絡ストレッチ 基礎編


<大阪府堺市> クローズド

・12月11日(金)経絡ストレッチ 応用編


<大阪府大阪市> (仮称)経絡経穴活用講座(全6回) 近日アップ

・12月13日(日) 肺・大腸経

・1月10日(日) 脾・胃経

・2月14日(日) 心・小腸経

・3月13日(日) 腎・膀胱経

・4月10日(日) 心包・三焦経

・5月8日(日) 肝・胆経


<広島県広島市> 近日アップ

・12月14日(月)陰陽五行 基礎編

・12月15日(火)陰陽五行 応用編

・12月16日(水)経絡ストレッチ 基礎編

・12月17日(木)経絡ストレッチ 応用編


<神奈川県川崎市> クローズド

・12月20日(日)陰陽五行 応用編

・12月21日(月)どぅる~んタッチ Part.2

・12月22日(火)施術 お問合せ、申込みは、tanida@389navi.com まで。


以上



はい、今回のセミナーのご案内です。



< 脈ナビセミナー 基礎編 in 鹿児島 >



1.日時


平成27年12月1日(火)9:30~16:30


※昼休憩1時間含む

※開場9:15



2.場所


サン・あもり


霧島市隼人町見次1371



3.定員


12名



4.参加費


15,000円 ※他の開催地を含め、再受講の方は、10,000円



5.内容


(1)脈をとってみよう → こちら で予習を


 ・東洋は回り込む

 ・脈拍以外に何を感じるのか

 ・弱い脈を強くする裏技

 ・ホームポジションをつかむ

 ・指のどこをあてるか

 ・手首にも山あり谷あり

 ・肩、肘、手首、指は固定する

 ・指ではなく、丹田で圧をかける

 ・弾力を感じる圧加減

 ・相手の脈はオペラグラスで観る

 ・アナログとデジタル


(2)脈で体調をチェックしてみよう


 ・左右の脈の差を観じる

 ・虚と実とは

 ・東洋医学とは陰陽のアンバランスを「平」にすること


(3)脈の変化を知る


 ・強いか、弱いか

 ・速いか、遅いか

 ・締まってるか、緩んでるか

 ・長いか、短いか

 ・浮いてるか、沈んでるか


(4)みんなの脈を観てみよう


 ・講師が各参加者の脈をチェック。

 ・特徴的な脈の打ち方についてご案内。

 ・それが誰の脈を評したものか?

 ・参加者どうしで脈をみて当ててもらいます。


(5)脈で聴くカラダの声


 ・相手の脈が穏やかになるアロマの精油を選ぶ

 ・文字に込められた意識を脈で聴く

 ・プロとアマの演奏の違いを脈で聴く

 ・意識を変化させると近くで寝ている人の脈はどう変化するか?



6.申込方法


主催者石田志麻子さんのこちら の申込フォームより



以上



< 経絡ストレッチセミナー 基礎編 in 鹿児島 >



1.日時



平成27年12月2日(水)9:30~16:30


※昼休憩1時間含む

※開場9:15



2.場所


サン・あもり


霧島市隼人町見次1371



3.定員


12名



4.参加費


15,000円



5.内容


(1)OSを『東洋』に入れ替える

 ・太極図に観る見える世界と見えない世界

 ・象(かたち)が形をつくる

 ・人体は球体


(2)どちらでもあり、どちらでもない

 ・呼吸 → 吸うでもなく、吐くでもなく

 ・目 → 開くでもなく、閉じるでもなく

 ・意識 → 集中するでもなく、広げるでもなく


(3)イメージで経絡を伸ばす

 ・直線ではなく、円

 ・弓なりにたるませず

 ・大きく描くほど、よく伸びる


(4)『どぅる~ん』で枠をハズす

 ・頑張ると融けない

 ・丹田だけは意識を込める

 ・押さずに待つ


(5)8つの基本ポーズを体験する


 ①任脈のポーズ

  ・云いたいことをこらえて我慢しているあなたに。

  ・抑圧された感情が胸を詰まらせる。

  ・胸の詰まりを解消し、目が輝く。


 ②督脈のポーズ

  ・椅子に座っりぱなしで姿勢が悪いあなたに。

  ・頭の使い過ぎが背筋を強張らせる。

  ・首、背中、腰がほぐれて、頭スッキリ。


 ③肺・大腸のポーズ

  ・ため息ばかりついてるあなたに。

  ・気を遣い過ぎると肩の前側が凝る。

  ・胸が広がり、呼吸が楽に。


 ④脾・胃のポーズ

  ・胃腸が弱く、時間が来たから食べてるあなたに。

  ・首が凝る原因は食べ過ぎ。

  ・消化吸収能力を高め、ココロがゆるむ。


 ⑤心・小腸のポーズ

  ・鬱憤がたまりまくっているあなたに。

  ・肩甲骨内側のコリは心労。

  ・ココロがオープン、ストレス発散。


 ⑥腎・膀胱のポーズ

  ・根を詰めっぱなしのあなたに。

  ・冷え、夜更かしが腰をだる重くする。

  ・背中、腰がスッキリ、集中力が復活。


 ⑦心包・三焦のポーズ

  ・緊張しっぱなしで脱力できなあなたに。

  ・頑張り過ぎが自律神経を失調させる。

  ・循環を促進し、カラダを温める。


 ⑧肝・胆のポーズ

  ・先のことが気になって仕方ないあなたに。

  ・イライラが片頭痛を起こし、目を充血させる。

  ・解毒能力を高め、ココロが伸びやかに。



6.申込方法


主催者石田志麻子さんのこちら の申込フォームより



以上



アタマは迷う。

カラダは迷わない。


迷ったら、カラダに訊けばいい。


初冬の薩摩でお待ちしています。




では、今宵はこのあたりで。