まなブログ

脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。


テーマ:

強さの意味を知りたい私に。

 

 

 

「息子が不登校でして。」

 

滋賀県大津市からお越しの眞庭かをりさん。

お友達のYさんに紹介されてね。

3時間かけてのご来院。

 

実は、先月、ご予約頂いた時点ではね。

かをりさんご本人を施術させて頂く予定。

 

ところが、当日の朝にね。

 

 

>今日、息子を連れてまいります。

 

>今学期から学校に行けない状態の息子です。

>私を診て頂こうと思っていましたが、可能ならば、

>私の代わりに息子に触れて頂けたらと思います。

 

 

あら、そうなんだ。

はい、もちろん、結構です。

 

「触れて頂けたら」が気になるけど。

 

 

>ただ息子が了解すればなので・・・

 

 

なるほど。

息子さんには詳しく話されてないみたい。

とりあえず、「一緒に来て」なんだろな。

 

息子さんが不登校になられたのは、昨日の話しではない。

でも、当日の朝に急遽決断された。

直前まで迷われてたってことだ。

かをりさんの覚悟を感じるなあ。

 

 

「息子の学士(がくと)です。」

 

 

ほお~、学士くんか。

「学」が私とカブってる。

 

 

「はじめまして。谷田です。」

 

 

ペコッと会釈する学士くん。

ん?

イヤホンをつけたまま。

何を聴いてるんだろ?

 

 

4月から中3の学士くん。

新学期から学校に行ってません。

 

2年の学年末テストでね。

思いっきり勉強したんだって。

なのに、テストは惨憺たる結果。

 

「もういいや。」

 

学校に行く意味を見出せなくなったんだって。

 

先生やクラスメイトに説得されてもね。

そこは頑として譲らないんだって。

 

イジめられたわけでもなく。

先生と反りが合わないわけでもなく。

 

意味の見出せないことをしたくない。

自ら決断したんだって。

 

 

という話をかをりさんがされてる時もね。

横でイヤホンつけたまま。

スマホで動画を観てるの。

 

自分は連れて来られた立場でね。

母親が何か話してるから、俺はいいよね。

そんなかんじ。

 

 

「学校に行かないことが悪いとは思わないんですが・・・。」

 

 

心配はしていますってことだ。

例え、学校に行かない息子であろうと。

変わらず愛していますって。

 

「学校に行く」ことが真の希望ではない。

 

何か悩んでいるのに私に気を遣って言えないのではないか。

私が十分受け止められていないのではないか。

だから、学校に行けなくなったのではないか。

 

そんな風に感じられてるのかなあ。

って思った瞬間、

 

 

「この子は、今日まで父親にほとんど触れられたことがないんです。」

 

 

これだな。

今日、来院された理由は。

 

 

かをりさん、シングルマザーでね。

今日まで女手ひとつで学士くんを育てて来られました。

 

私、ご本人が話されないことは訊かないからね。

それ以上のことも知りません。

 

「いま」を感じるんです。

目の前の人を観じるんです。

それで十分。

 

 

けど、わかるよね。

かをりさんはね。

これまで母親でありながら、父親でもあろうとされた。

 

父親がいないことでね。

学士くんに不憫な想いをさせたくない。

 

かをりさんから伝わる芯の強さ。

その源は、そこかもしれない。

 

 

かをりさん。

もうそこから、涙が止まらなくてね。

 

いっぱいいっぱいだったんだろうな。

周囲からは、きっと頼りがいのある強い人だとみられているだろうに。

 

普段は、『keyリーディング』というセッションをされててね。

数多くの人を楽に導かれている方。

それだけに頼ることが苦手だったのかも。

 

当日の朝に「私の代わりに息子を」っておっしゃられたのもね。

最愛の息子さんの課題をね。

ご自分でなく、初対面の私にゆだねることに抵抗を持たれたのかもしれないなって。

直前まで葛藤されてたのかな。

 

 

はい、わかりました。

いま、私が何をすべきか?

 

 

「学士くん、ちょっといいか?」

 

 

急に話しかけられてね。

驚いた表情の彼。

 

私を拒絶しているわけじゃない。

緊張もあるし、照れもあるだろう。

私との距離の取り方がわからないんだ。

 

でも、初対面の大人を目の前にしてね。

こちらから挨拶をしている大人を前にしてね。

イヤホンをつけたまま、目も合わさないってどうなんだ?

 

 

普段なら、俺も気にならないよ。

ふ~んでスルーだ。

 

けど、君のそんな姿をみたらね。

かをりさんは、どう感じると思う?

 

父親がいないことをね。

ご自分が父親の役目を果たせていないってことをね。

痛いほどに感じて、ご自分を責めるだろう。

 

 

君はお母さんのことが大好きだよな。

どれだけ苦労されて、今日まで育てて来てくれたか?

わかり過ぎるほど、わかっているよな。

その年齢になったら、逆に俺が守ってやろうと思ってるだろう。

 

だから、乗り気でないのに、片道3時間もかけて。

怪しいオッサンに会うためについてきたんだろう?

 

お母さんが君のためにしてくれてる。

ただ、それだけの理由で。

 

 

だったら、最低限の礼節を重んじられる人になれ。

それがお母さんを安心させることだ。

 

優しさは、お母さんから十分教えてもらったよな?
これからひとりでも多くの大人に出会って、君自身で学べ。

 

君がどんな体験をして、何を学んだか?

それをお母さんに話すんだ。

 

手放しで喜んでくれるぞ。

それがお母さんの負担を減らすことになるんだ。

これまでの苦労が報われることになるんだ。

 

 

学士くんの目を見てね。

正面から見据えてね。

強い気を発しながら、厳しい口調で。

 

けど、学士くん、やるなあ。

目をそらさず、しっかり受け止めてくれてたなあ。

 

 

学校に行かないことも自分で決めたんだな?

誰を恨むこともなく、すねることもなく。

心が澄んだ状態で、「もういいや」って思ってしまったんだな?

 

 

「はい」

 

 

ほお~、姿勢が変わったぞ。

軸が通って、丹田に気が満ちてる。

この年齢で肚がすわってる。

 

だったら、いいや。

いまは、行かなくていいよ。

 

その分、学べ。

君なりに。

学校に行った以上にね。

 

 

その後もいろいろ話しましたよ。

どぅる~んタッチも喰らわせたし(笑)

 

寝違えたみたいだから、その場で施術も。

結局、施術ベッドは使わなかったけど。

 

そうそう、いつもの五行のお話も。

彼を主観的に感じたら、こんなかんじ。

 

 

ぶっちぎりで「土」。

 

五行の特性を人の印象で言うならば、

 

・「木」・・・のびやかさ

・「火」・・・華やかさ

・「土」・・・穏やかさ

・「金」・・・清らかさ

・「水」・・・しなやかさ

 

学士くんは、人当たりも柔らかく、優しさがにじみ出ています。

 

「母にも施術をしてくれないのですか?」

 

やっぱり「土」だね。

その心配りこそ、「土」の本領。

 

けど、今日は君が主役だ。

 

君が新たな価値観に触れて、目を輝かせてくれたほうがね。

お母さんの気がめぐるんだよ。

施術するより、はるかにね。

 

 

「土」とは、全体であり、中心。

全体であるとは、陰と陽。

対極を受け容れるということ。

 

清濁併せ呑む包容力こそ、「土」の器量。

経験を積んで、気づきを得るほどにね。

その土俵は大きくなります。

 

 

それには、少し背伸びをしないとね。

未知のことにチャレンジしてね。

でないと、土俵は広がらないから。

 

そのうち、学校に感じていた不合理さえもね。

いつか土俵の上にのせられる日が来るかもね。

その日は近いと思ってるんだけどなあ(笑)

 

 

って話したらね。

大きく頷いてくれました。

 

さすが「土」だ。

わかるみたい。

俺を抜く日も近いな(笑)

 

 

帰り際、学士くん。

 

 

「ありがとうございました。」

 

 

深々と頭を下げて。

早速、礼節を尽くしてくれたんだね。

嬉しいよなあ。

 

私も最敬礼で返します。

自分が15歳の頃を思い出すとね。

マジで尊敬。

 

それを横で見ていたお母さんの表情、気づいたかい?

親孝行だよ、君は。

 

うん、強くて澄んだ目。

いい顔してるじゃないか。

 

 

かをりさんがご自身のブログでね。

 

 

>今日の彼の顔を

>私はこの先忘れません。

 

 

普段、かをりさんの前では見せない顔なんだろうな。

そりゃ、照れくさいよね。

 

けど、時々でいいから。

見せてあげてよ、これから。

 

 

もう父親の代わりはしなくていいよ。

これからは、もう自分で学んでいくから。

母として見守ってくれてるだけで十分。

 

 

そんなメッセージが伝わるはず。

それは男の顔なんだよ。

 

 

 

で、君に偉そうなこと言ってたけどね。

私も大きな気づきをもらったんだ。

 

今日、私は精いっぱいの父性を発揮したつもり。

独身だから、あくまで「つもり」ね(笑)

 

 

でも、少しでも君に響いてくれたとしたらね。

それは、私の父のおかげなんだよ。

 

 

相対するものは、相補う。

 

 

実は、五行でいうとね。

うちの父親と君は、そっくりなんだ。

「土」がぶっちぎり。

 

穏やかさと優しさ。

心配りにあふれてるんだ。

 

 

家の裏の藪にね。

毎年、タケノコが生えるの。

 

で、人にあげるのにね。

そのまま渡しません。

 

ゆでて、皮をむいて、切って、水につけた状態で渡すの。

 

「そのまま渡しても相手が困る。」

 

マジ「土」だろ(笑)

 

 

人のために尽くすのが歓びでね。

頼まれたらイヤって言わないんだ。

 

酒もタバコもゴルフもしない。

休みの日も地域行事か、畑仕事。

自分の娯楽には、お金を遣わない。

 

無理、無理、絶対無理。

俺には無理。

けど、そこはマジで尊敬してる。

 

 

そんな父との関係でね。

いまでもずっと覚えてることがあるの。

 

小学生の頃ね。

何でキレたか、覚えてないんだけどね。

その不満を父にぶつけてね。

泣きながら背中を叩いたことがあるの。

 

「木」の気の過剰ですね。

 

自然界では、春に旺盛な「木」気。

人生の春である子どもの頃は、さらに「木」が過剰。

 

もともと「木」気旺盛な私だからね。

父親にも反抗しまくり。

 

普通は、父性の「金」で抑えつけます。

「金剋木」ですね。

 

 

 

ところが、うちの父はマジ「土」の人。

カツオに雷を落とす波平のような説教。

喰らった記憶がありません。

 

マスオさんと同じだからね。

諭すようにわからせる。

最後には受け容れてくれる。

 

 

で、いつもにも増して、マジギレした私。

父の背中をグーで叩き続けてたの。

 

その時、父はどうしたか?

 

ひたすら叩かれてたの。

何も言わず、黙って。

ずっとだよ。

 

「木剋土」

 

本来なら、「木」に剋される「土」。

木の過剰な成長は、大地の栄養を吸い取り、土を痩せさせます。

 

 

 

 

けど、すべてを受け容れる覚悟を決めた豊かな大地はね。

「木」に剋されるどころか、支えてしまうんだ。

 

 

 

 

当時、30代後半であった父。

いまの私より年下じゃないか。

 

父として、どう息子に接するか?

悩んでただろうな。

 

ガツンと叱ることもできただろうに。

ただ、ひたすら。

私の気が済むまで叩かれ続けてた。

 

 

けど、効いたよ。

殴り返されるより何倍も。

 

30年以上経っても忘れないもの。

一生忘れないな。

一番大きな「父」の背中だった。

 

 

そんなことを思い出してね。

一日の仕事が終わってからね。

久しぶりに声をかけて父を施術したんだ。

 

ありがとう。

いい時間だった。

ジーンと胸が熱くなったよ。

 

 

学士くん。

これが私の自慢の父だ。

君と同じマジ「土」のね。

こんな「父の背中」もあるんだよ。

 

君は、男になるのに優しさを捨てる必要はない。

それは弱さではない。

 

ただ、その余りある「土」の土俵を大きくすればいい。

父であろうともされてきたお母さんの強ささえ。

すべて包み込むぐらいにね。

 

どれだけ、土俵が大きくなったか?

次に会う時が楽しみだ。

待ってるよ、学士くん。

 

 

陰陽五行など、なくてもいい。

知っていようが知るまいが。

人生、何も困らない。

 

ただ、気づきのヒントになればいい。

自分を知るための。

人に伝えるための。

 

 

はい、セミナーのご案内です。

 

 

< 陰陽五行セミナー 基礎編 in 成田 >

 

1.日時

 

平成28年4月27日(水)10:00~17:30 ※昼休憩1時間含む

 

 

2.場所

 

古民家空間『風楽(ふら)』

 

千葉県成田市大室750

TEL:0476-36-1960

※JR、京成成田駅より車で15分。駐車場あり。

※京成成田駅東口よりコミュニティバス「大室青年館」降車徒歩2分。

 

 

3.定員

 

15名

 

 

4.参加費

 

15,000円 ※他の開催地も含め、再受講の方は10,000円

 

 

5.内容

 

(1)この世はどうやってできたのか?

→なぜ、日本人は『八百万の神』なのか?

 

(2)易に学ぶこの世の法則

→なぜ、かわいい子には旅をさせるのか?

 

(3)陰陽を学ぶと使える5つの法則

 

①第1・3法則 一極に偏るほど水面下で対極も大きくなる

→なぜ、高所恐怖症の人は足がすくむのに下を見るのか?

 

②第2法則 この世はフラクタル

→なぜ、回覧板を手渡しすると領土問題が解決するのか?

 

③第3法則 相対的であるものは相補的でもある

→なぜ、銭形警部はいつまでも元気なのか?

 

④第4・5法則 陽極まれば陰となる

→なぜ、高田純次は鬱にならないのか?

 

(4)陰陽のなかに陰陽あり

→なぜ、燃え盛る炎にも陰があるのか?

 

(5)陰陽から五行へ

→なぜ、陰(金、水)と陽(木、火)に土が加わったのか?

 

(6)土が持つ裏の顔

→なぜ、季節の変わり目に「ご自愛ください」なのか?

 

(7)土は旺じない

→なぜ、「木火金水土」ではなく、「木火土金水」なのか?

 

(8)象が形をつくる

→なぜ、東洋哲学には「象」が頻繁に登場するのか?

 

 

6.申込方法

 

主催者さんのこちらのサイトより申込み願います。

 

 

以上

 

 

 

< 陰陽五行セミナー 応用編 in 成田 >

 

1.日時

 

平成28年4月28日(木)10:00~17:00 ※昼休憩1時間含む

 

 

2.場所

 

古民家空間『風楽(ふら)』

 

千葉県成田市大室750

TEL:0476-36-1960

※JR、京成成田駅より車で15分。駐車場あり。

※京成成田駅東口よりコミュニティバス「大室青年館」降車徒歩2分。

 

 

3.定員

 

15名

 

 

4.参加費

 

15,000円

 

 

5.内容

 

(1)「相対」と「絶対」

→ラベンダーの精油は「金」って、ほんと?

 

(2)相対するものは相補う

→母は子を育み、子に教えられる。

 

(3)この世はフラクタル

→マトリョーシカに学ぶ相似な世界

 

(4)相生相剋の実践的な使い方

→『スクールウォーズ』が高視聴率だった理由

 

(5)母剋、子剋、逆剋

→火剋木、火剋土、火剋水って知ってた?

 

(6)旺相死囚休に観る時機のつかみ方

→コーヒーは「冬の夜」より「夏の昼」が美味しい理由

 

(7)陰陽五行で観るカラダ

→徹夜でエクセル作業を集中してすると足の小指の爪がなくなる!?

 

(8)ケーススタディー

→参加者さんからアドリブで頂いたお題を陰陽五行で紐解きます

 

6.申込方法

 

主催者さんのこちらのサイトより申込み願います。

 

 

以上

 

 

人も自然の一部である。

そこから成り立った陰陽五行論。

 

自然を豊かに感じられる古民家でいかが?

 

 

 

では、今宵はこのあたりで。

 

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