まなブログ

脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。


テーマ:

ゆっくり寝てほしいな。




Eちゃんは、10歳。

小学4年生の女の子。

屈託のないはじけるような笑顔。



けど、お母さん曰く、


「夜、こわい夢を見てうなされることが。」


「ほお」


「昼間は『眠い、眠い』とすぐ横になりがたって。」



睡眠障害。


確かに症状だけ見ればね。

そうなるかもしれませんね。



では、脈を拝見。


「あら?これ、大人の脈だ。」


脈拍は速いですよ。

1分間に100回以上打ってます。


幼いお子さんほどね。

脈は速くなります。


年齢とともにね。

段々、落ち着いてきます。


成人で70~75回/分が平均的。



私が「大人だ」と云ったのはね。

脈の「表情」。


「何かを背負って我慢している」


大人でしょ。



手を取ってもね。

肩から先がガチガチ。


私に緊張しているというよりね。

普段から力が入っている。

無意識にね。



お子さんはね。

人生で云えば、春。


五行で云えば?


「むくむく」の「木」でしたね。


上へ上へ。

先へ先へ。

伸びやかな成長、発展のエネルギー。


木気は内から外へ。

遠心性の陽のエネルギー。

脈もこんなかんじ↓



お母さんは、典型的な「火」の方。

Eちゃんもお顔の輪郭がそっくり。


季節ももうすぐ立夏。

「ぱあーっ」の「火」の脈に近くてもいいぐらい。




なのに、Eちゃんの脈は、冬。

「ぎゅ~っ」の「水」。

外から内へ。

凝固、内燃の陰のエネルギー。



別名「おしんの脈」。

耐え忍ぶ我慢の脈。


今が冬ならまだわかる。


けど、この年齢ならね。

冬でもここまでならないな。



それを病状とみるか?

本職の鍼灸師なら、そうだよね。


けど、私は鍼を刺さない鍼灸師。

ではなく、自称エンターテイナー。


「人を観る」


ことを心がけています。



にこやかな外見。

まさしく「火」のはじけるような笑顔。


なのにカラダは、真冬の脈。

この差は、なんだ?


こういう時は、お母さんに訊くべし。



「・・・なるほど、そうでしたか。」



Eちゃんね。

お母さんの仕事の都合でね。

お母さんの職場が遊び場。


と云っても、遊べるわけでもなくてね。


お母さんが上司に叱責されたり。

つらくて涙ぐんだり。

そんな場面を何度も見ています。


そこで、泣いたり、甘えるお子さんもいるでしょう。


けど、Eちゃんはね。

意志力が桁外れに強い子。


お母さんのそんな姿を観ているからね。

人前ではわがままも甘えも見せません。


しかも、周りの大人には、にこやかな笑顔で。



「律して」


「慮(おもんぱか)って」


いるわけです。



生き方がね。

大人なんですよ。


健気ですよね。

まだ10歳ですよ。

胸にジンときます。



その分、自宅での水入らずのひと時。

思いっきり甘えるんですって。


「もうベタベタで離れません。」

「けど、朝から夜遅くまで仕事で。」

「そんな時間がほとんどとれなくて。」


そりゃ、甘えるよね。

っていうか、甘えてほしい。


あかん。

泣けてくる。



固く内にこもった脈。

何かから身を守るようにね。



「表情」


は作れても、


「脈」


は作れません。



「さみしかったね。」

「よく頑張ったね。」

「ママと一緒の時がいいよね。」



こんな真冬の脈ではね。

楽しい夢なんて見られません。


寝る時もね。

力が抜けてないはず。


まさに「身を強張らせる」。

夢でうなされる原因は、そこかと。



Eちゃんはね。

生まれつき腎系統が弱い。

尿検査ではいつも引っかかる。


もともと陽の「火」のタイプ。

お子さんだから、さらに陽の気強し。


「火」が過剰にならないようにね。

「水」も釣り合おうと頑張ります。


けど、昼間は我慢してるでしょ。

我慢は、「ぎゅ~っ」だから。

「水」の気を消耗します。



五臓で「水」は、腎。

一年では、冬。

一日では、夜。


夜に夜らしく。

しっかり寝ることで腎を補えます。


けど、力が抜けないまま寝てるからね。

腎も十分補えない。



さらに、ゲームとテレビ。

かなりお好きなようです。


仕方ないよね。

ひとりだから。


近くで画面を凝視。

瞳が「ぎゅ~っ」ってなりませんか?

焦点を合わせるのも「水」の気。



腎の子分の膀胱経。

目頭の「睛明(せいめい)」から始まります。


「睛=ひとみ」。

「晴」に似てるけど、左側が「目」でしょ。

「睛」が「明」るくなるツボ。



で、頭のてっぺんを通過してね。



後頭部から背中へ。


目を「ぎゅ~っ」と酷使するとね。

膀胱経が滞ります。


川の流れでもね。

ゴミがたまりやすいのは?


くぼみやカーブですよね。



膀胱経で云えばね。

ここ、うなじにある「天柱(てんちゅう)」。



頭蓋骨が終わってすぐのくぼみ。

邪気がたまりそうでしょ。


Eちゃんもガチガチ。

自分でも「凝ってる」って(笑)



昼間に我慢で腎気を使う。

さらにゲームで目を酷使して消耗。

なのに、夜に良質の睡眠が取れない。


腎気が慢性的に枯渇気味。



だから、昼間も眠たい。


カラダが本能的にね。

腎気を補おうとするから。



腎が最も活躍できる姿勢は?


夜、みなさん、どうされてます?


寝てますよね。

横になって。


「横になって寝る」


腎が腎らしく活躍できる姿勢。


すぐに横になりたくなる方はね。

怠け者ではなくてね。

腎が弱ってるんです。



「水」の腎が弱るとどうなるか?


「火照る」


んです。



カラダ全体じゃなくてね。

腎の見所である「足の裏」。

Eちゃんも火照って汗ばんでます。



「フローリングを裸足で歩くのが好きでしょ?」


「そう、靴下を履きたがらないんです。」


やっぱり。



で、相剋関係「水剋火」。




「水」が弱るとね。

「火」を抑えきれません。


「火」つまり心が相対的に旺気。

心の見所である「手のひら」も火照る。



本来なら、「火」が旺気するはず。

なのに、「水」の脈。

意志の力でね。


腎経の「照海(しょうかい)」、肺経の「列缺(れっけつ)」を補います。

あとは、いつものココロ系5点セット。


お子さんだから、軽めにね。

刺激量過多にならないように。



おお、イイかんじで力が抜けてきた。

脈を取ってもね。

腕がダラーンと。


うつぶせで背中を軽くさすってね。

膀胱経を流します。


最後に「腎兪(じんゆ)」を補って。



さて、脈は?


ヨシ、穏やかな春の脈。

もう「ぎゅ~っ」って我慢してません。


お子さんらしくね。

内から外へ。

伸びやかな陽のエネルギー。


といって「火」が過剰に燃えてるわけでもない。

「水」と「火」が釣り合ったんだね。

腎・膀胱経、祝開通。



表情が明らかに違います。

目に力がある。

肌にもツヤとハリが。



翌朝のEちゃん、


「起きてもまだ眠いから、力が入ってたみたい。」


だって(笑)


オジさんの云ったこと。

ちゃんと覚えてくれてたんだね。

それをカラダのサインとして受け止めてね。



Eちゃんが大人になった時。

この経験はきっと活きる。


思いやりと寛容性。

深みのある器の大きな女性。

こりゃ、将来が楽しみだ。




脈を観る。



「見る」でも


「視る」でも


「診る」でもなく、


「観る」。



「睡眠障害の小学生」


を診るのではない。



Eちゃんという


「人を観る」


のだ。



「○○病の患者」


ってね。


「少女A」


と一緒でしょ。


いくつに見えても、私誰でも(笑)



正しいとか、間違ってるとかじゃないですよ。

私は、そう接したいだけ。



結局ね。


脈ナビも。

経絡ストレッチも。

陰陽五行も。


すべて「人を観る」につながるんですよ。



五行で人柄がわかるのもね。

相手を「分析する」ためではありません。


表面的なことにつられてね。

つい見逃してしまいそうな一面を観る。

本人さえ気づいていない一面に光をあてる。


「観る」ことは、受け容れることにつながる。

誰でも観てほしいよね。


「見る」「視る」「診る」は、あまり嬉しくないけど。

「看る」のは、ちょっと嬉しいかな(笑)


けど、やっぱり「観る」。

それだけで癒しになる。



けど、ほんとに観てほしい相手とは?



「自分自身」



だろうね。




では、今宵は・・・おっとごめんなさい。



<電撃脈ナビセミナーのご案内>


急遽なんですけどね。

下記のとおり、脈ナビセミナーをご案内します。



小学校の保健室の先生、Mさん。


経絡ストレッチセミナーの冒頭。

脈ナビをご体験頂いてね。

「ヨシ、私も。」と。


早速、子どもたちの脈を観られたものの。


「よくわかりません。けど、ちゃんと観たいんです。」


ってことで、急遽開催。



「人を観る」


そのお手伝いをさせてください。



<脈ナビセミナー in 大阪>



1.日時


平成26年5月4日(日)10~17時 ※昼休憩1時間含む



2.場所


谷田鍼灸院


大阪府堺市中区辻之757

TEL:072-288-6000



3.定員


4名



4.参加費


15,000円



5.内容


(1)脈をとってみよう


 ・東洋は回り込む

 ・脈拍以外に何を感じるのか

 ・弱い脈を強くする裏技

 ・ホームポジションをつかむ

 ・指のどこをあてるか

 ・手首にも山あり谷あり

 ・肩、肘、手首、指は固定する

 ・指ではなく、丹田で圧をかける

 ・弾力を感じる圧加減

 ・相手の脈はオペラグラスで観る

 ・アナログとデジタル


(2)脈で体調をチェックしてみよう


 ・左右の脈の差を観じる

 ・虚と実とは

 ・東洋医学とは陰陽のアンバランスを「平」にすること


(3)脈の変化を知る


 ・強いか、弱いか

 ・速いか、遅いか

 ・締まってるか、緩んでるか

 ・長いか、短いか


(4)相手の脈を観てみよう


 ・季節と脈にズレはないか

 ・見た目と脈にズレはないか

 ・イメージしたコトを脈で観る


(5)見えない世界を脈で観る


 ・アロマの精油を相性チェック

 ・フタを開けずに握るだけ、観るだけ

 ・文字に込められた想い

 ・プロとアマの演奏

 ・オリジナルとコピー

 ・ツボを脈で取る

 ・場を共有する意識



6.申込方法


件名「『脈ナビセミナー in 大阪』申込み」にて


(1)お名前(ふりがな) (2)ご連絡先電話番号 (3)ご連絡先アドレス


を以下のアドレスに送信ください。


tanida@389navi.com


以上



ピピッと来られたあなた。

後先考えずにどうぞ~(笑)



脈ナビは、7月に沖縄でも。

詳しくは、こちら




では、ほんとに今宵はこのあたりで。


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