まなブログ

脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。


テーマ:

裏も見えてますか?




「聖徳太子がオモシロイんですよ。」


「は?」



Mさんは、同世代の女性。

先日も過去記事 で登場。


その時ね。

身につけられていた石。


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写真じゃ見にくいけどね。

紫なんですよ。



「紫が似合われる方って、なかなかいらっしゃらないですよね。」


「えっ、そうですか?」


「やんごとなき色だし。」


「確かに。」


「冠位十二階でも最も高貴な色でしょ。」


「ハッ!」



あら、何か刺激しちゃった?

「冠位十二階」が琴線に?

・・・触れないよね、フツー(笑)


Mさんの目が輝きだしたのは、気のせい?

施術の効果じゃないよね(笑)


あっ、ベッドから起き上がっちゃった。

で、身を乗り出すようにひと言。



「谷田先生、聖徳太子はお好きですか?」


「・・・。」



は?

聖徳太子?

あの旧一万円札の?


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太子さんをね。


「好きですか?」


って・・・そういう対象でしょうか?


「知ってますか?」とか。

「覚えてますか?」とか。

だったら、わかるけど(笑)



「あっ、いや、あの聖徳太子ですよね?」


「はい、あの聖徳太子です。」


「・・・はあ、嫌いじゃないですけど。」


すいません。

チョット引きました(笑)



「はあ~、よかった。」


えっ、何が?

何が「よかった」んですか?

勝手に話が進みそうなんですけど、



「聖徳太子って、ほんとにオモシロイんですよ。」


「・・・。」


大丈夫かな、Mさん。

間違って、経絡秘孔でも突いちゃったか?



「谷田先生にもね。」


「はあ」


「聖徳太子のおもしろさをわかってほしいんです。」


「・・・。」



「聖徳太子 新興宗教」


後でググってみよう。



「おかしいと思ってますか?」


「・・・いえ、個性的だなと。」


「この前もね。」



電車の中でね。

お友達に熱く語られたみたいです。

聖徳太子さんの魅力を。


すぐに、袖をひっぱられてね。

車両の端へ。


「わかった、わかったから。」


黙っておきなさいと。



「ひどいでしょ~?」


すいません。

お友達に一票。



「これを読むとね。」


「はあ」


「太子に対する観方が変わるんです。」


「・・・。」



変わらなくていいんですけど(笑)


で、借りたのがコレ。



日出処の天子


山岸凉子 メディアファクトリー 1,575円


全7巻のセット。



「来週、私は仕事で来れません。」

「だから、Gさんに預けておきますから。」

「何ヶ月でもいいですから、ゆっくり繰り返し読んでください。」


松岡修造に肩を組まれて説教されてるのかと(笑)


「あっ、はい、わかりました。」


他に選択肢はありません(笑)


で、翌週。

同じ職場のGさんに持って来てもらったんですが。

Gさん曰く、


「3日くらい前から、会社のデスクの下に置いてましたよ。」


「・・・。」


腰を据えて読むしかありません。


で、パラッとめくってね。


えっ?

これ、少女マンガやん。


しかも、字多いし。

さらに、小さいし。

目に来そう。


目指すべき山頂は、遠く、険しく。

けど、今さら引き返せず。


少女マンガの聖徳太子ねえ~。

読めるのか、俺?




・・・その夜。


ハッ、こ、これは!


ほんとにオモシロイじゃないか。


だから、記事にしてるんですが。

前置き、長過ぎ(笑)



あちゃ~、止まらへんやん、これ。

いつの間にか、太子のことを


「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」


って呼んでるし。


いかん、いかん。

すっかりMさんの術中にハマってるぞ。

新手の勧誘方法?

『聖徳教団』での洗礼が待っているかも(笑)




日出処の天子(ひいずるところのてんし)。


聖徳太子が隋の皇帝に宛てた親書。

冒頭のあまりにも有名な一節。


でも、物語はね。

太子が摂政になるまでのストーリー。


歴史に沿ってるけどね。

歴史物ではありません。

「ドラマ」です。



まあ、同性愛とか、近親婚とか。

濃ゆ~い感情の駆け引きとか。

果ては、超能力とか。

でも、史実の解説は丁寧だったり。


『パタリロ』+『ライオン奥様劇場』+『バビル2世』÷『池上彰の学べるニュース』


こんなかんじでしょうか。


わかりませんよね?

読んでください(笑)



著者の山岸凉子さん。

初めて作品を拝見しましたけどね。


人物描写が深過ぎる。


しかも、画が見事。

微妙な表情の違いをね。

線ひとつで表現できるなんて。


これ、主人公と同じ感情をね。

味わったことがないと描けないよね。


一気に興味が湧いて来ました。

山岸さんに。



その世界観をひと言でいうと、


「矛盾こそ、人間の本質」


うん、これだ。

太子はね。


理性的で果断かつ辛辣な男性性とね。

直観的で寛容かつ慈悲深い女性性が混在。



他にも聖と俗。


個を超えて宇宙的な視点で世界を観るかと思えばね。

愛する者を独占するために謀略を駆使したり。


超人的な能力を持ちながら。

嫉妬で心が乱れ狂う。


混沌としてるでしょ。

Yさん宅の冷蔵庫と同じ(笑)

「Yさん」でピンと来られない方は、こちら をどうぞ。



で、今朝の産経新聞のコラムにね。


大阪で小学校の女性講師がね。

同僚の女性教諭に睡眠薬入りのシュークリームを食べさせてね。

急性薬物中毒に陥らせて逮捕された事件。


「彼女の指導方法は間違っていて、許せなかった。」

「うっとおしくて、可愛げがない。」

「学校からいなくなればいいと思った。」


まさしく「憎かった」らしい。


けど、逮捕された女性講師。

熱心な指導ぶりでね。

生徒や保護者からの評判が大変良かったという一面も。


生徒を「愛して」ないとムリだよね。



どちらが彼女の本質か?

どう思われます?



コラムではね。


>教え子に注ぐ愛情と、同僚の教諭に抱き続けたどす黒い憎しみは、

>この講師の心のなかでは、矛盾しなかったことになる。

>やはり、世の中で一番恐ろしいのは、妖怪でも幽霊でもなく、

>人間の心そのものらしい。



ふ~ん、そっかあ。

「恐ろしい」かあ~。


けど、人の心なんてね。

そもそも矛盾しているものだと思えるとね。

恐ろしくないよね。



「愛情」と「憎悪」。


同じエネルギーがね。

「+」と「-」。

極性が転じただけ。


同じ一つのことを観てるだけ。



人を観る時も同じ。


「あの人は、○○だ。」

「だから、△△なはずだ。」

「そんなことをするはずがない。」


大して知らないのにね。

その人のこと。



本能的にね。

未知の対象には、恐れを抱きます。

だから、正体を明らかにしておきたいと。


とりあえず、「○○だ」と決めておく。



けど、そんなわけないよね。


例えば、物静かな人はね。

内に激しさを秘めている人が多い。


対極の要素を持っています。

本人が認識しているかどうかは別として。


表に出る要素が強ければ強いほどね。

裏に秘める要素も強いんだろなと。



「あの人は、○○だ。」


白黒つけたい気持ちもわかるけど。

人って、矛盾してて曖昧でしょ。


その矛盾ってね。

解決するべきものなの?

ハッキリしないと気持ち悪い?


それは「恐れ」だよね。



東洋的視点とはね。

矛盾する両極を受け容れること。

どちらかでなく、どちらも。



十七条憲法の第一条。


「和を以て貴しと為す」



「和」とは、ある「一点」ではなくてね。


対極するモノとモノがね。

融合した「状態」ではないかと。


両極を知り、中庸に至る。

最近、こればっかり(笑)



山岸凉子さんの描く聖徳太子はね。

人のココロを題材にね。


「矛盾でいて完全」


を描き切られています。



「あっ、これって、陰陽法則やん。」


読んでて、何度もつぶやいてました。



人の心とは?


下手な心理学の教科書よりね。

本質を突いています。


1994年からのロングセラー。

ちゃんと理由があるわけだ。



えっ、あなたも矛盾してるんですか?


それは何より。

ご自分をより深く知ることができて。

そのまんま、受け容れてみませんか。



「自分を知る」という永遠のテーマ。


その答えは、聖徳太子にあり?




では、今宵はこのあたりで。




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