お茶と咽 20111017

私は時折、咽に違和感を感じることが多く、痰が咽に引っかかり、咳払いをよくすることが多かった。

今年の夏に夏風邪にかかり、長い期間咳が止まらず病院にいった。そのとき医師が、咳の原因の一つとして鼻からの鼻水による場合もあるといった。

医師は、喘息を含め3つばかりの可能性を示して薬を処方してくれ、治らなかったら又来るようにと言った。
咳が出て喘息の噴霧薬を使用し、それが効いたなら、治療するのですぐに病院に来るようにとも言った。帰宅後、強い咳きが出たので早速喘息の息薬を使用したが効果なかった。喘息では無かったので安心した。その後処方された薬で咳はほとんど出なくなり、治療は終った。

しかし、その後も咳は出ないが、咽に軽く痰が引っかかり気になった。以前からそういうことはよくあった。そのときは、市販ののど飴を服用して数週間すると治ることが多かった。

今回は、医師が指摘した、鼻からの鼻水の可能性を考えた。医師は、鼻水は咽にも行き、痰となって引っかかることがよくあるといった。そういえば寝るときにもよく痰が咽に絡まる。細菌の多い鼻水が咽に触れることで、炎症を起こす可能性があるかもしれないと考えた。

そこで、咽をいつも清潔にしようと考えた。それにはお茶をいつも飲み、咽を洗い流すのがよいと考えた。お茶にはカテキンといった殺菌成分が含まれている。最近はお茶を淹れなくなり、家での飲み物は、コーヒーか水か牛乳であったが、それ以降お茶を頻繁に飲むようにした。

毎回お茶を淹れるのは面倒なので、大きめの急須に4-5杯分作り置きし、お茶が充分抽出できると、お茶の葉を入れた金網のフィルタを取り出し、後は急須ごと冷蔵庫にいれて、適宜飲むようにした。(お茶の葉をそのままお茶に浸しておくとタンニンが多くでるという。)

その結果、お茶の効果かどうか分らないが、今は咽の違和感や痰の引っかかりが無くなった。

命と時間 雑感 20111018
先日NHKで100歳になった日野原重明医師の、命の授業を特集番組で放送していた。
日野原先生のことはいつも尊敬しつつTVなどで出演されると、いつも見ている。
今回の放送では、先生の言葉に、命は時間だといった意味の言葉があった。
非常に哲学的言葉だ。(先生のオリジナルな発想なのか、有名な哲学者が指摘したのか私は知らないが。)
生命には必ず動きがある。最低限、生と死は状態が違う。少なくとも生きている限り代謝はある。
動きは時間に関係する。動きは時間的な位置の変化なのだ。
そういう意味で、命と時間は切り離せない。
又生あるものは必ず死ぬ。
よく言われるように、産まれた時から、生き物は死に向かっているのだ。
仏教の無常観とも通じる。
しかし、ホスピスでの先生の対応に暗さは無い。(キリスト教と仏教=天国と彼岸又は輪廻転生:の違いか)
だからこそ、今を精一杯生きなければという考えだ。(禅宗にも同様の思想があるようだ。)
先生の生き様はまさに、命=時間を体現しているように見える。

グスコーブドリと地球温暖化 20111019
私は、朝に私の3食分の食事を調理して冷蔵庫に保管し、食事前に出汁をいれ電子レンジで過熱して食べる。調理の時間は退屈なので、いつもラジオを聞いている。以前は、FMでクラシック音楽を聴くことが多かったが、最近は第二放送を聴くことが多くなった、

その中に朗読の時間という番組がある。普段は、専門書や新書はよく読むが、小説をほとんど読まない。そういう私にとって朗読の時間は、文学に接する貴重な時間と思うようになった。

少し前まで、太宰治の「斜陽」の朗読を聴いた。太宰治の本は余り読んでないが、朗読を聞いて、なぜ彼の本が人気があるのか少し分った様な気がした。

今日まで、宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」の朗読があった。科学者らしいSF的小説で楽しかった。火山のエネルギーを利用するとか、爆発をコントロールするとか、当時の最新の学説を利用しながら執筆したであろうことがよく分る。

この話には、当時の社会では社会保障や人権保護もなく、農民が大凶作に見舞われると起きる飢饉=逃げることの出来ない格差問題・不条理に対する悲しみを描き、金のためにあくどいこともする人を通して、当時存在したであろう金儲け第一主義の粗野な資本家の暗部を示しつつ、農業技師として農業や農民への愛情が感じられる。

その中で驚かされたことがあった。 最後のほうで炭酸ガスと地球温暖化の話が出てくるのだ。まさに現代の我々が真剣に取り組んでいる地球温暖化問題と本質的なものは同じだ。小説では火山の炭酸ガスを利用して、炭酸ガスを放出し土地を暖め農作物の収穫を増やし、農民が幸せになるという話しだ。(下記参考参照)
実は、人類が生きてきた石器時代から地球は何度か大規模な気候変動を起していて、それが人類の文明の興亡や日本人の源流に影響を与えている可能性があるという。後日そのような話に触れてみたいと思う。


参考
青空文庫 
宮沢賢治作 グスコーブドリの伝記より(http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card1924.html)
ところが六月もはじめになって、まだ黄いろなオリザの苗や、芽を出さない木を見ますと、ブドリはもういても立ってもいられませんでした。このままで過ぎるなら、森にも野原にも、ちょうどあの年のブドリの家族のようになる人がたくさんできるのです。ブドリはまるで物も食べずに幾晩も幾晩も考えました。ある晩ブドリは、クーボー大博士のうちをたずねました。
「先生、気層のなかに炭酸ガスがふえて来れば暖かくなるのですか。」
「それはなるだろう。地球ができてからいままでの気温は、たいてい空気中の炭酸ガスの量できまっていたと言われるくらいだからね。」
「カルボナード火山島が、いま爆発したら、この気候を変えるくらいの炭酸ガスを噴《ふ》くでしょうか。」
「それは僕も計算した。あれがいま爆発すれば、ガスはすぐ大循環の上層の風にまじって地球ぜんたいを包むだろう。そして下層の空気や地表からの熱の放散を防ぎ、地球全体を平均で五度ぐらい暖かくするだろうと思う。」
「先生、あれを今すぐ噴かせられないでしょうか。」
「それはできるだろう。けれども、その仕事に行ったもののうち、最後の一人はどうしても逃げられないのでね。」
「先生、私にそれをやらしてください。どうか先生からペンネン先生へお許しの出るようおことばをください。」
「それはいけない。きみはまだ若いし、いまのきみの仕事にかわれるものはそうはない。」
 

簡単な筋トレでアンチエイジング  20111020

先日NHKの「ためしてガッテン」「夢に見た!たるみ解消 美ボディー実現の科学技」を見た。

この番組のタイトルの中には、「たるみ解消 美ボディー」とあり女性向けに見える。しかし細かく内容を見ると女性だけでなく、中高年全員に当てはまることだと感じた。

具体的な内容は、「スロー筋トレ」と「大股歩き」が「たるみ解消 美ボディー実現」に良いという内容だが、男女問わず、中高年の健康増進と生活の質向上(QOL)に役立つと思った。

例えば、この番組で生活習慣としての「大股歩き」について、次のような解説がある。「歩幅を広げる事で筋肉が大きく伸び縮みするようになるのはもちろんのこと、歩幅が狭い時と比較して、太ももやお尻、腹筋などより多くの筋肉が使われるようになるのです。」すなわち歩行に必要な足腰の筋肉が鍛えられることだろう。

人間は加齢とともに、足腰の筋肉が衰えて行動範囲が狭まくなり、そのことが更に老化を加速する。更に進行すると歩行障害で杖をつく状態になり、最後は寝たきりになり一生を終えるという過程は、多くの人が通過すると思われる。

しかし足腰の筋力強化をすることにより筋力の衰えを遅くすれば、それだけ高齢になった時の歩行障害や寝たきりになるまでの、元気に活動できる期間が延ばせる可能性があるといわれている。

今回の番組を、上記のような老化という観点から「スロー筋トレ」や「大股歩き」の効果を考えると、筋力を鍛えることで足腰が強くなり、行動範囲も広がり、精神的にもウツ予防に繋がるし、体の抵抗力もつくといった効果が期待できるのだろう。(一般的に運動の効果としていわれている。)

以上のようなことを考えると、生活習慣として、意識的に日常の歩行を「大股に歩き」することにより、簡単に無理せず運動不足解消になり、健康増進やアンチエイジングになるのかも知れないと思った。