ルーヴル美術館展で来日しているこちらの絵画。
これは、フランス革命の指導者マラーが暗殺された場面。当時の一大ニュースだったそうです。原画はブリュッセルにありますが、何枚も複製されました。
作者のダヴィッドは、後にナポレオンの寵を受け、ナポレオンの主席画家にまで上り詰めます。
ダヴィッドが描いたナポレオン。
《ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト》
複製画を含め、背景やマントの色が異なる5枚存在します。そのうち2枚がヴェルサイユ宮殿が所属しています。
興味深いのが、原画の製作を依頼したのはスペイン王カルロス4世で、その後、ナポレオンが追加したそうです。
そしてこちらもダヴィットが描いた作品。
私の時代には美術の教科書に載っていました。
ダヴィッドは、フランス革命前はルイ16世の宮廷画家でしたが、革命支持者となりました。
波乱万丈な人生ですね。
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