高速列車AVEを利用します。
クエンカの駅、Cuenca Fernando Zobel
マドリードからクエンカへの路線は開業して10年に満たないので、駅が新しく見えました。
構内にiセンターがあって、バスを待つ間に観光ルートの説明をしてもらいました。
ここのiセンターは素晴らしいことに、英語か苦手なスタッフ用なのか、観光ルートを英訳したプリントが用意されていました。
私が英語で観光マップをお願いしたら、
50代と思しき女性スタッフが、観光マップと英文プリントを並べながら、どういうルートで回るのが良いか丁寧に説明してくれました。
その女性は英語ができないと言ってプリントを棒読みなのですが、
読み上げながらプリントの文章と地図を交互に指して「ここの事だよ。」と伝えてくれました。
英語が出来ないことを恥ずかしがらずに、真摯に説明してくれた女性の姿勢が、胸に響きました。
海外だと、ぞんざいな振る舞いを受けることがある中で、
スペインには今回のような有り難い思い出が沢山あります。
英文プリントも貰えて、ビューポイントを制覇することができました。
AVEは日本で言う新幹線みたいなものなので、
地方の駅は市街地から離れています。
駅から見えた景色は、旧市街の景色とは違うものでした。
駅からバスに揺られて20分程で旧市街に着きます。
231(2016.11.26-)