トレド・カテドラル 1 | Arte, arquitectura y espacio-tiempo conectados a España.

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美術、建築、空間が好きです。それらに触れられる時間が愛しい。そして何故か、私の感性はスペインに繋がる。

トレドのカテドラルは、スペイン・カトリックの総本山です。
13世紀に建立が始まり完成まで250年以上かかりました。設計者は2代に渡ってフランス人だったのでは?という説があって、ムデハル様式でありながら、平面構成はフランスゴシックに酷似しているそうです。
完成後、繰り返し増改築を行ったので、今では様々な様式が混雑しています。確かに、柱・天井が複数の様式になっていました。

大礼拝堂。

大礼拝堂の向かいにある聖歌隊席。
左右のパイプオルガンは、向かって左側がバロック様式、右側がネオクラシック様式。


オルガンのパイプの一部が水平に付いているのは、スペイン独特のもので、こうするとラッパのような綺麗な音をだすことができるそうです。

223(2016.11.26-)