フランスの元パン職人が教えるハード系パン教室・熊本

 

こんにちは。

 

レッスン中のルバンのハード雑穀パンドミです。 

 

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来月6月で雑穀パンドミは、レッスン最終月となりました。

 

ルバンを使用しているので、かなり美味しいと好評のパンです。

 


 

●フランスのトラディション(気泡のバゲット)

 

 

時々ご紹介しているフランスの製粉会社のバゲットです。

 

正しくは、トラディションの粉の広告なんですが。

 

 

 

なぜ、フランスのトラディションをわざわざご紹介するのか。

 

 

 

 

トラディションを作りたいという方、沢山おられるようですね。

 

 

ただ、いろいろなトラディションをご存じない為か、必ず、気泡が沢山規則的に入っているのが、”かっこいいバゲット”という外見だけにとらわれている傾向が圧倒的です。

 

 

実際、基準値の粉を使ったトラディションをほぼほぼの方が食べたことがないというのが、どうしても外見だけを重視してしまう背景なのでしょう。

 

 

 

だったら、せめて、いろいろなトラディションが存在する事も知っていただきたいとご紹介しています。

 

特にバゲットを成功させたくて、何度も練習しているマニアの方には。

 

 

 

基準値の粉に関しては、別の機会に詳細をお伝えするつもりです。

 

基準値の粉を使う事=正しい は稚拙です。日本人らしいですが。

 

 

別物の旨さになる理由が、その基準値にあります。

 

だから、フランスでは、基準値のトラディションの粉しか使わないのです。

 

 

 

 

このサイト、フランスに沢山あるオーガニックの粉を扱っている会社の一つです。

 

 

トラディションの画像は、少しですが、オーガニックの粉のトラディションは、結構こんな感じでです。

 

 

多くの方が大好きな、”かっこいいバゲット”からは程遠い見た目のモノも多いです。

 

 

 

 

また、トラディションの生地って、皮はバリっとしていますが、中の生地は、もっちりです。

 

気泡があってフワッとしているように見えますが。

 

 

この会社の製法は分かりませんが、トラディションって本当に様々なんです。

 

 

 

 

 

何度も言うように、私はトラディショを数百本食べてきてますが、一概に”トラディションは、こういうヤツ”と説明できないのです。

 

 

粉と製法の違いで、外見も(味も)かなり違ってきます。

 

ただ、粉に対する水、塩などの量は、大して変わりません。面白いですよね。

 

 

 

こんなトラディションを見て、間違っても”生地ができていない”と判断されませんように。

 

こんなタイプもフランスのブーランジェリには、沢山存在します。

 

 

 

どんな粉と製法なのかな、という疑問を持つと、数多くある奥深いトラディションの事がもっと知りたくなりますよ。

 

 

今日は、オーガニックの粉のトラディションのご紹介でした。

 

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ハード系パン教室・熊本

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