『映画秘宝』3月号の表紙、かっこよすぎる!
わたしも2014年のマイベスト映画10本を考えてみました。

1.インターステラー
2.ゴーン・ガール
3.her/世界でひとつの彼女
4.プリズナーズ
5.ブルー・ジャスミン
6.グランド・ブダペスト・ホテル
7.野のなななのか
8.ホドロフスキーのDUNE
9.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
10.WOOD JOB!


ひとくちメモ

1.インターステラー
5次元~モールス信号は賛否両論みたいなのですが私はけっこうスッと受け取れました。科学的に理性的に説明できないけど、そんなこともあるんじゃないかなぁって思えちゃった。そしてとにかくラストの太っ腹感に満たされました。同じくノーラン監督の『インセプション』とは真逆に、「あとは想像にお任せください」という部分がなく、その後を全部見せてくれるお得感。描ききらなくて後味悪い感じ好きだったはずなのに、ここまでやられると包容力すら感じて「映画って大好き!」って思ったので1位!

2.ゴーン・ガール
サスペンスだと思って観に行ったらコメディだった。ジュースにツバ入れるシーン、ヨーグルト食べながらテレビに釘付けになるシーン、大好きです。ラスト、こいつをどうにかしてくれ!裁きを!という気持ちになるけどその願いは叶わずめちゃくちゃ後味悪く終わる。でもエイミーが勝ち逃げしなきゃこの映画の意味がないと思うからその後味悪さに乾杯です!

3.her/世界でひとつの彼女
2014年に観られてよかった。いま観るのと、2年前、2年後に観るのとは全然違うと思う。人間と人工知能との関係にこれから必要になってくるかもしれない、新しい倫理・哲学の入り口がみえた。収穫加速の法則でこんな未来はすぐそこにありそうなリアリティ!そしてセンチメンタル。AIの映画の中でいままででいちばんセンチメンタルだと思った。サントラほしい。

4.プリズナーズ
ラスト、ハッとしました。最初からストーリーはかなり暗いけど犯人がこいつだったのかー!って裏切られる感じがミステリー、サスペンスとしてすっごく面白かった。ジェイク・ギレンホールの口角が好き、うちの妹に似てる。

5.ブルー・ジャスミン
ケイト・ブランシェットがすごい!

6.グランド・ブダペスト・ホテル
トラックの中に落ちるピンク色なシーンが好き。すべての建物が舐めたら甘そう、かわいい。

7.野のなななのか
集中して観たら、ものすごく体力を使ってました...。世界は死者と生者の記憶のかたまり。夏前に観たのですが、そのあと過ごした夏の空は、例年より重くて青かった。

8.ホドロフスキーのDUNE
ホドロフスキーが、リンチのデューンに言及するシーンが最高でした。ミッドナイトムービーにはまりかけて、でもはまりきらなかった。エルトポは大好き。

9.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
飛行機の中で観たけど劇場で観ればよかった!バーン!と!

10.WOOD JOB!
最近北海道の仕事で林業に関わる方とお会いしたこともあって、より強く心に残りました。林業は100年後のことも考える仕事っていう話にハッとした。そしてコメディとして好き!



今年も楽しみです!!!!