アルツハイマーの父に会いに(帰省) | 難病ジストニア娘との日常

難病ジストニア娘との日常

ジストニアとは脳の神経障害で筋肉が思い通りに動かせなくなる病気。原因不明・治療法不明で寝たきりの「進行性全身性ジストニア」の娘ハル、25歳。
母そらくが書きます、どうぞよろしく♪


6年ぶりの日帰り帰省、

新潟から茨城県のつくば市まで地下鉄




自宅から新潟駅まで 余裕みて1h

上越新幹線(新潟駅ー東京駅)2h

山手線(東京駅ー秋葉原駅) 4m

NEWつくばエクスプレス

(秋葉原駅ーつくば駅) 45m

母の運転で実家まで 5m


新潟の自宅を出て、

実家まで4時間30分。

無事に行って帰ってきました

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前




久しぶりに会った父は、

だいぶ小さくなっていて。

「パパ、小さくなったね!」と言うと、

「みな、大きくなったなぁ」と(*^^*)

母も姉も小さくなっていたから、

私の背が伸びたことになったけど違うと


父は4年半前に、

アルツハイマー型認知症と診断され。

今回の帰省は父の暮らしと、

介助の母の様子を見るのが目的で音譜

(長電話は年中しているけれど電話

姉も来てくれて茨城モンブラン🌰


母が父の様子を語る。

「最近おかしなのは、

玄関先でパパの話し声がするから

誰と喋ってるのか見に行ったらね、

1人でちょうちょに話しかけてるの」

🦋

姉が父に聞く

「前から?」


「そう」


「私もするよーー( ´ ▽ ` )🦋

 車には話かけないの?」


「生き物だけ」


私が姉に、

「車に話かけるの?」


「うん、いい子いい子とかね」


あねは私に似たんだねーー、

 あっはっはっはーーー( ´∀`)」


一同

「あっはっはっはーーー( ´∀`)」




母の今の困りごと。

父が何度も同じことを言うから、

「さっき言ったでしょ?」

と言うことが増えたようで。


そんな時、どうするの?


教えた事を、

「メモに書いておいて」と言う。

また聞いて来たら

「メモに書いたでしょ?」と。


ずっと前から

手帳をつける習慣があった父だけど、

認知症の医師から、

「メモをすると良いですよ」

(書く事で覚えるから)

と言われ記録を細かくつけるように。

忘れないように、

忘れないように。


父からも、母からも、

ブログにのせてもいいよ〜と。

雰囲気を伝えたくて


「続けること。

 続けていることは忘れない✨」

何度も繰り返していました。



あっという間に3時間。

帰りの駅まで送ってもらう車内で

父が運転の母に小声で、

「あっ、もうサヨナラするの?」

と聞いていて。

あーー、分かってなかったのか。


先を見通せないのが苦手な娘には

事細かに状況を伝える私なのに、

父にはそれが出来ていなくて

申し訳ないような、

せつない気持ちになりました。

あーー、アルツハイマーなんだねとあせる



いろいろ思うところはあるけれど、

まずは私を待ってる(と思われる)

わが家へ帰ろう走る人DASH!DASH!



朝、家を出た時と同じく

新潟は大雨でしたあめ


「ただいまーー!

 ハルちゃん、母に会いたかった?」


いつもの悪い顔でケッと笑う娘ハルを

想像しながら聞いたらまさかの。


「うん」

とうなずいてワァーーっと泣いたハル

待っていてくれたようで。

ハグしながら私も泣きそうに(*´ー`*)


介護の夫に「タイヘンだった?」

と聞いたら、

「タイヘンだった」と返ってきて。


そらく、

頼りにされて介護者冥利につきる

夜でした星空


おしまい




【父のアルツハイマー型認知症

診断前後の話は、

次回のブログに書く予定です】

アルツハイマーの話は次回だけの予定なので

フォローは良く考えてしてください(^_^)テヘ


はじめてのホームドアを

写真に撮る浦島花子〜*\(^o^)/*




4年半前、父が診断された時⬇︎


父と手帳⬇︎




次回へ続く⬇︎

父の「ものわすれ」から8年半、

父のアルツハイマー診断の記録

【物忘れ防止メモ】『父のアルツハイマー【物忘れ防止メモ】』私の父。アルツハイマー型認知症と診断されるまでの4年間と、診断されてからの4年半。合わせて8年半の記録です。これは母㊙️父と同い年から聞いた話で父の気持ちは書…リンクameblo.jp