【解体済】御殿場ビル
静岡県にある未成廃墟です。バリケードも無く内部に入りやすいためか、夜は暴走族の溜まり場にもなっているとか。
未成廃墟ですが、雨が降った後の水が溜まっていていい感じでした。
一階部分です。雑居ビルにでもなる予定だったのでしょう。もう再開される予定は無いのでしょうか。
窓は所々入っているものの、内装などは全く手を付けられていません。
三階部分までは外装タイルも張られていることから中期段階で頓挫した物と思われます。
もし完成していれば、どんな姿になっていたのでしょうか。
内部への潜入を防ぐ為の対策はこれが置かれているのみ。
しかも、置かれてから随分と経っているようです。
そうそう、未成廃墟ではこういうことに気をつけないとね。
こんな大きな開口部は無いでしょうけど・・・
内部は水はけが悪いせいか、雨水が溜まり床が緑色になっています。
グラフィック・アートがあります。
GA好きにはこういうのはたまらないかもしれませんね。
一階部分も沢山の部屋があります。
何に使われる予定だったのでしょうかね。
それでは、上の階へ上がってみましょう。
死の館に失礼します。
使われる予定だったであろう資材がそのまま残されています。
エレベーターも入る立派なビルになる予定でした。
落書きはちょこちょこありますが、ガラスは全く割られていません。
広々とした空間。
完成していたら、このビルに沢山のオフィスが入ったに違いありません。
ほとんどの廃墟は残留物から、かつて人がいた頃の様子、栄光の頃の様子を想像することができます。
しかし、未成廃墟は違います。
かつての栄光ではなく、もし出来ていたらどうなっていたんだろうということが想像できます。
実現しなかった物が「もし」完成していたら――。
これは未成線や未成道路にも言えることですが、これらの物が完成していないというだけで、誰かの人生もどこかで変わっているのではないかと思います。
完成していれば、この建物で働いていた人もいたことでしょう。
もし、完成していればその人たちはここで今とは違った出会いをしていたかもしれない。
もしかしたら、この場所で今とは別の人と結ばれていたかもしれない。
でも、今のほうが幸せかもしれない。
歴史に「もし・・・」なんて無いのですが、この建物がもし完成していたら・・・・とこうして考えてみると、人の人生ってこんな簡単なことで変わってしまうんだなあと思ってしまいます。
そんなこんな考えながら、かなり上の階まで登ってきていました。
床に溜まった水が、強風で常にゆれています。
様々な所が外に繋がっているので、室内もかなりの水が溜まります。
普通のスニーカーでうっかり水溜りに足を踏み込んでしまったりすると、結構深くて靴の中に水が入ってきます。
しかも、床に苔が生えているので結構滑ります。
妙に狭いところがあったり、
妙に開放的なところがあったり。
曲線美。
このような無機質な感じの所に、一輪の花が咲いていました。
風が冷たく、寒くなってきました。
そろそろ帰ります。
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