ピアノは滅多に聞きませんので、ベートーヴェンやモーツァルトのソナタは縁遠く、スクリャービンやプロコフィエフのソナタなど考えたことがありません。

その中でショパンのマズルカは大好きで全曲以前聞いていました。

土着的で、ショパンショパンしていない部分があるようで個人はマズルカ全曲聞き通すことが好きです。


舞踊曲の一種(?という表現は合っていますでしょうか)寂しく暗い雰囲気が孤独の個人には寄り添ってくれているようでジャイアンではありませんが、ショパンのマズルカは「心の友」なのであります。ブルックナーの交響曲もそうです。



好事家の方々からすれば、問題があるのかもしれませんが、ルービンシュタインさんのステレオ録音のまったりとした音色、語り口が大変気に入っています。



1曲目がああ、始まった……とマズルカと一体になるかのようで……ピアノ独奏は殆ど聞きませんがマズルカは特別です。



このアンニュイでほのかに甘い香りのする音楽が……個人には堪らなく心地がよいです。



また、別に音体一対になる、ということでバラードの1番もそうですね。こちらも単独でよく聞きます。最近はマズルカよりも聞いています。



ポリーニさんの端正な演奏を添付致します。

重苦しい序奏から、物悲しい主題がまた意味ありげで個人は好きです。こちらも曲が個人とあっているように感じます。

刑事コロンボでも時折使用されていましたが、申し訳ございません、詳しくありませんのでどのエピソードで使用されかは知りません。

余談ですが小池朝雄さんのモノマネも少ししますが似ていないようで……。


コロンボといえば、寺岡さんがとてもそっくりにモノマネされますね。



素晴らしい芸だと思います。何度拝見しても感嘆します。



さて、そのショパンとは薄い縁を保ちつつ、今日はふとポリーニさんの夜想曲が聞いてみたいと思いました。

マズルカよりも個人は難しいように感じます。

格調が高く、硬い印象ー民族舞踊のマズルカの親しみやすい旋律ではなくーがあって1番は大好きだとしても余りに有名過ぎて特別個人は気にしていない2番以降の難しさはどこからくるのかしらとすら感じます。作曲の経緯を知らない浅学な個人は特にです。

でも、聞くべき美しさは多分にあり高貴な姿があるようで高みに到達した曲とでもいえそうで、漸く聞けた曲だと。




個人は全曲聞いていませんが、ポリーニさんと同じくピリスさんも素晴らしい演奏だと思います。


夜想曲、滅多に聞きませんし個人の感受性の程度が低いので理解できませんが時折聞いていこうと思います。