朝食をいただきながら、ふとひらめいた。

お金は回ってくるもの、流れてくるものであり潜在意識を活用して引き寄せることは絶対可能であるという認識ーが少し理解できて嬉しい。

ややもすると平生、お金に対して無意識のうちに感情をのせてしまいがち、こと沢山、何らかの形で捻出した場合はマイナスの思いで支払いに応ずるのが大半ではないか。 確かに手元にお金がない場合は恨めしい気持ちが溢れて何とも御し難いのが人情だろう。

しかし、お金の無さは事実だとしても、思い 想念まで腐る必要がないではないかと思う。私はここにインスピレーションを得た。中村天風師が常に積極的でありなさい、という旨の教えを説いているがこの大切さが改めて少し理解できたように感じる。

積極的な想念の重要性が物質的豊かさを導いてくれるのではないか、お金も引き寄せられるのではないかーと。

少し前から小声ー7月7日に左腕骨折をして入院中の為ーでアファメーションを惰性的ながらやっていた効果が出てきたのかもしれない。

だから、お金にひどくべっとりした執着は減り、無くても落ち着いた、爽やかな心持ちになったのかもしれないが、清貧思想を決して肯定してはない。

病院から表に出て晴れ渡った美しい青空と雲の模様に癒され暑さも、かえって心地良かったくらいである。そこでお金の為と必死になる人々と目の当たりに広がる自然の美との隔たりに違和感を密かに感じながら……。

心が軽くなり、お金は流れてくる、入ってくる、そして人様に貢献できる為に使役させてもらう、という認識は間違っていないー私の想念のことだが。