延命十句観音経 | 占いサロン彩華の庵SAIKA 豊前市

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今夜は
延命十句観音経(えんめいじゅっくかんのんきょう)の世界。


観音経は
めちゃ長~いお経なのですが

延命十句観音経は
たった42文字のコンパクトで短いお経。



でも
その平易な言葉の中にこそ

仏智のエキスが凝縮された
キラリとひかるお経なのです。

嬉しいですね❤❤


何回かお経をあげていれば、
自然と諳(そら)んじてしまうほど自然体のテンポのよいお経でもあります。



🔴原文

観世音 [かんぜおん] 
南無仏 [なむぶつ]
与仏有因 [よぶつういん] 
与仏有縁 [よぶつうえん]
仏法僧縁 [ぶっぽうそうえん] 
常楽我浄 [じょうらくがじょう]
朝念観世音 [ちょうねんかぜおん] 
暮念観世音 [ぼねんかんぜおん]
念念従心起 [ねんねんじゅうしんき]
念念不離心 [ねんねんふりしん]





🔴口語訳

観音様。
私は観音様を信じ観音様にすべてをおまかせします。
私は仏にさせていただく因と縁をいただいております。
仏の教えを信じまた教えをもとめていく人々と
めぐりあえるおかげで、
常・楽・我・浄の観音様の四徳が私の
身にいただけますように。

わたしは、朝な朝な、夕べ夕べに観世音を念じます。
この一念は私の心からではなく、
私の心中に秘められている
仏の心の願いでございます。




観世音菩薩浄楽我浄の四徳とは?

常徳 : 無常の世の中を生きていくのに無常を大切にしていくとやがては
不安のなくなる平常心が具わる。


楽徳 : 苦の世の中を生きるには、
苦をよく噛みしめていくと苦からいろいろ教わり苦が苦痛でなくなる。


我徳 : 自分ひとりの力で生きるのではないさまざまな縁に助けられ支えられて生かされ、
また、他を生かしていくと言う自利他利のはたらき。


浄徳 : 苦だ、楽だと分け隔てをしない。
浄だ不浄だと選り好みをしない平等の智慧と慈悲。





🔴エピソード


1966年、
第1次佐藤第3次改造内閣の坊秀男厚生大臣は、
国会において自身の弾劾演説を受けている最中、
精神を落ち着かせるために手帳に懸命に十句観音経を写経していた。

このことが禅僧の松原泰道の眼に留まり、松原は後にこれを著書で取り上げた。

松原の著書の推薦文は坊が書いている。









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愛と幸運のシャワーが降りますように☔☔