人間万事塞翁が馬 | 占いサロン彩華の庵SAIKA 豊前市

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貴女に起こる素晴らしい未来。
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福岡県豊前市より
占いサロン彩華の庵ですニコニコ


すっかり涼しくなりましたね🍃








今日の占いのテーマは

『人間 万事 塞翁が馬(さいおうがうま)』でした(^o^)/



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中国の北の方に老人の占い師が住んでいました。

さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。


ある時、
その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。

この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、

高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。


ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ」


そしてしばらく経ったある日、
逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。

そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。


「このことが災いにならないとも限らないよ」

しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。


近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。


「このことが幸福にならないとも限らないよ」


1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。

城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。

そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。

しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。

 この話は、
中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。

「人間万事塞翁が馬」の

「人間」とは日本で言う人間の事ではなく、
世間(せけん)という意味です。


「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。


「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、
また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。

まったく禍福というのは予測できないものである」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


人間の未来は予測不可能ですよね。



・良い企業に就職できたが
仕事が合わなく大変な思いをする

・新車が手に入って喜んだら事故を起こした

反対に

・第一志望の学校に落ちたが、
仕方なく行った第二志望の学校が思いのほか楽しかった

・入院したのをきっかけに自分の時間を持つことができた


自分では
希望ではない未来が訪れたとしても

自分の運命だと心得て
与えられた運命に逆らうことなく
頑張っていれば

きっと
夢や願いは叶うよ。

と、受け止めることができる諺ですよね。


更に
降ってわいたような良いことが起きても
調子に乗らないように。

調子に乗ると足元を救われるよ。

と言う
戒めでもあります。


現在でも色んなシーンで
塞翁が馬は
当てはめられる諺ですね。






今、
ご自身の希望ではない場所に居る方も
塞翁が馬を思い出して

人生を創りあげて行きましょう。


自分の人生を創造できるのは
あなただけなのですから。





占いサロン彩華





ブログにお越しの皆様に
愛と幸運のシャワーが降りますように☔☔