過去、多くの争いは、バツブルーもやもや

唯一、自分たちの信仰、

考え方が正しいんだ、という

一神教的な考え方も原因

ではないかと思われます。

多神教的な、

この神も、あの神も尊いね。

この人の考え、あの人の考えも、

たとえ自分と合わなくても、

人それぞれと許容できたら、ハート

究極、利害がぶつかったら、

譲れないこともあるかもしれないけど、

違う方法もあるかもしれない。

 

そういう考え方なら、

争いは、ずいぶん、乙女のトキメキ地球ラブラブ

軽減されるのではないかと思います。

 

太古、世界中は、多神教で、地球キラキラお願いお願いお願いキラキラ

いつ、どこで、どう、

一神教に変わったのか?お願い

は、ずっと疑問に思っていました。

 

それに答えを導いてくれたのが、

前回に続いて、

考え方の学校Yoshi San TVでした。

 

 

 

旧約聖書も、最初のほうは多神教で、キラキラお願いお願いお願いキラキラ

エジプトを脱出したモーセが、

シナイ山で神との新たな契約をして、

一神教になった、と言われています。お願い

 

モーセのモデルは、

エジプトのファラオ、アクエンアテン王冠1

だという話で、私にとっては意外でしたが、

Yoshi Sanの、考古学的視点からの考察は、

なるほど、と目から鱗でした。

 

アクエンアテンは、

ユダヤ人の祖、アブラハムと同じ、

アムル人系のファラオなんだそうです。

 

紀元前1900~1700年ごろ、(動画27分ごろ)

カナン地方にいたアムル人達は、

飢饉で、エジプトのほうに移住します。

紀元前1570年には、

アムル人系のアモーセ1世がエジプト王となり、

第18王朝が始まります。

アモーセ1世は、

もともとエジプトで信仰されていた神々と、

アムル人の神、牛を象徴とするアモン神を

同格とします。

 

アクエンアテンは

4代目のアメンホテプ3世と

真実の愛の女性、ティエ(王位継承権がない)

との間に生まれました。

本名はアメンホテプですが、

「アテンを守護する者」と自ら名乗ったそうです。

(動画44分ごろ)

 

当時のエジプトでは、

王は、父母ともに王位継承権のある血筋

でなければ認められず、

当時、国家宗教の神官たちは、

王を抑えるほどの権力を持ち、

王位継承にも口を出しました。

 

成人して、

ネフェリティティという

王位継承権を持つ女性と恋に落ち、

婚約し、

アクエンアテンとネフェリティティの子供は王になれる

という状態になり、

アクエンアテンと、父のアメンホテプ3世は、

共に政治をするようになります。

 

アクエンアテンは、

自分を虐げた神官たちに対抗し、

自ら信仰する神、アテンの神殿を立て、

他の神々の祭祀を停止し、

偶像を破壊するなどしたため

歴史上、

初めて唯一神を始めた人物ということですが、

宇宙の中で唯一の神、という認識よりは、星空

エジプトの政治情勢としての

神官たちとの対立が、

唯一神的行動になったのではないかと思います。

 

そんな時、

父、アメンホテプ3世が、崩御され、

アクエンアテンがアメンホテプ4世として

正式に後を継ぎ、

エジプト全土をアテンの国にしようと、

遷都までして、推し進め、

そのことが、かえって、

国の中は、

今までの宗教を信じる者、

新しい宗教を信じる者が対立して、

乱れることとなりました。

 

動画では、

ここから、アクエンアテンは、

子ツタンカーメンに王位を譲り、

エジプト脱出が始まりますが、

ツタンカーメンは、若くして亡くなり、

一度はエジプトにファラオとして戻りますが、

次期王位を狙うラムセス1世との戦いになり、

アクエンアテンは、再びシナイ半島に逃げ、

ラムセス1世は、死去。

後を継いだ息子のセティ(サタンの語源?)との戦いになり、

アクエンアテンは、モーセ同様、

カナンに着く前に亡くなってしまいます。

となっています。

 

ただ、アクエンアテンの棺は、

王家の谷から発見されていて、

黄金の立派な棺で、

ただ、顔が削り取られた状態で、

 

国外脱出していたら、

このような立派な棺で

王家の谷に葬られることはできないのではないか

と思われると同時に、

 

アクエンアテンの、アテン神に捧げる歌と、よく似た歌が、

旧約聖書の詩編に載っている。(動画1:04:29)

壁画に残っているアクエンアテンの粘土板が、

それまでのファラオの自分を称える文章ではなく、

道徳が書かれていたことは、

モーセのシナイ山の粘土板と通じる点がみられる。

などからも、

モーセのモデルとして意識されていたのは、

確実だと感じます。

 

削り取られた顔は、

神官達との対立は根深かった証拠でもあると思います。

アクエンアテンの死後、

エジプトは多神教に戻ったそうです。

 

アクエンアテン本人が脱出したのではなく、

アクエンアテンに付いていた人々、

アムル人系の人々が、

アクエンアテンの祖、

カナンの地から来たアムル人系の

ファラオ、(ア)モーセに導かれたいと

脱出したのかもしれないと思います。

 

歴史的に、アクエンアテンの死で18王朝が終わったのではなく、

アクエンアテンの死後、

娘、弟、息子(黄金のマスクのツタンカーメン)がファラオとなり、

 

18王朝最後のファラオ、

ホルエムヘブ(ホルス神は歓喜するの意)は、

アクエンアテンが作った

アテンのための都市、アケトアテンを破壊

アクエンアテンの親族の歴史を封殺しましたが、

アクエンアテンのやり方で世が乱れたので、

非難は受けなかったそうです。

 

ホルエムヘブは、

18王朝の将軍で、武力でファラオとなりましたが、

妻が18王朝系の王女で、18王朝と認められました。

軍人を神官として派遣し、

神官の統率に成功したのもあるかもしれません。

 

そして、その次が、

ホルエムヘブは、子供がいなかったので、

親友の軍人で、政治をサポートしてくれていた、

ラムセス1世を指名したそうです。

アクエンアテン - Wikipedia

 

 

こうして見てみると、

自分の王位王冠1に横やりを入れてくる神官に対抗するための

アテン神信仰が、結果的に唯一神の形になり、

アクエンアテンの

悔しさ、負けん気のようなものも感じられ、

非常に人間的なものを感じます。

 

アクエンアテンの死後、エジプトは多神教に戻り、

旧約聖書も、アテン神の記述はありません。

 

アクエンアテン派、アムル人系のエジプト人が、

エジプトに居辛くなって、脱出、

ラムセス1世に追われたとしたら、

やはり苦難の道で、

一神教的な団結力こそを必要としたのでしょう。お願いキラキラ

 

政治利用されて、

非人道的にも感じていた一神教ですが、

人間的なドラマがあったことに、

心動かされました。ブルーハート

 

しかし、もう5次元です。キラキラ地球キラキラ

苦難は終わりにして、

違う立場も認め合う、ハート

多神教的な、キラキラお願いお願いお願いキラキラ

太古の生き方に戻りたいものです。キラキラ地球キラキラ