1999827日午前2時半,95歳の父が392分の熱で,寒さでひどい震えがあった。同居していた妹が,すぐ近くの東京大学病院分院(今はなくなった)に電話したところ,当直の医師に熱ぐらいで來るなと言われた。妹が救急車を呼ぼうとしたら父がするなというのでやめたそうである。

病院から車椅子を借りてきて朝一番に病院に行った。肺炎?とかですぐ入院となってしまった。それから約2か月の入院生活となってしまった。

病院に入ったストレスでなるらしいが,譫妄(せんもう=意識障害)によって,毎日のように,病室にいろいろなものが見えたらしい。また,今日は京城(今のソウル)に行って来た,満州のハルピンに行って来たとか言っていたそうである。