こんにちは♪
US LPGA A級インストラクターのヒロコ・ベンダーホーフです。
今日は私の周りで起きたプライベートなできごと『母の月命日に涙が出てきたこと』について、お話しをさせて下さい。
先月は母の月命日で、家族でお墓に行ってお参りをしました。
以前こちらで書かせていただいた記事を読み返して、涙が出てきた思い出があります。その事をお話させてください。
母は70を過ぎた頃に脳梗塞のため半身不随になり、車いすの生活になりました。
東日本大震災が起きて、安全のために母と娘を連れて神戸に避難した時のことです。
当時小学生低学年だった娘を、神戸の友人が一日連れ出してくれることになりました。
東京を離れて周りに友達がいない娘を思い、USJに連れて行ってくれたのです。
娘にとって、どれだけ嬉しかった事でしょう。
でもその夜、あるハプニングが起きました。
交通渋滞のために友人が娘を連れて戻る時間が、相当遅くなったのです。
幸い連絡が取り合えたので安心でしたが、真夜中近くになってもまだ到着しませんでした。
いつもの就寝時間をとうに過ぎてしまった母に、私は
「ママ、電話で連絡が取り合えているから大丈夫。
夜も遅いし、心配しないで、もう寝てね。」
そう言うと、
母は「そうですね。」と答えながらも、パジャマに着替えようとしませんでした。
何をするのでもなく、静かに車椅子に座っている母。
孫が無事に戻るのを、じっと待っていたのですね。
そして慣れない地で私が一人で不安な思いを抱えないですむよう
付き添っていてくれていたのです。
脳梗塞で体や言葉が不自由になってしまった母。
傍目からは、私が母の世話をしているように見えたかもしれないけれど…
母は私や孫の事をずっと、見守ってくれていた。
神戸での出来事を思い出すと、母の愛情の深さに今でも涙がこみ上げてきます。
最後までお読み下さり、有難うございました。
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