こんにちは♪
US LPGA A級インストラクターのヒロコ・ベンダーホーフです。
今日はアゴの高いバンカーショットで覚えておきたい事について、お話しをさせて下さい。
以前アメリカのPGAツアーを見ていて、「アゴの高いバンカーからどう出そうか」と考えている選手の様子に、解説者が語っていた言葉がとても印象的でした。
”The first things (come) first here. Get it over the lip.”
(最初にするべきことを優先する。まずアゴをクリアすることだ。)
その選手は優勝争いにからんでいた状況でしたので、1打落とすのも苦しい状況でした。
その解説者の声のトーンから、「どれだけここが辛抱のしどころなのか」を感じました。
同時に「私たちはそれだけ用心しないといけない場面で、用心しているだろうか。」
そのようにも感じました。
バンカーにつかまった事で損をした距離や、旗までの距離が気になり
一度でこのアゴの高いバンカーから脱出することよりも
あの旗に近づけたい。
ついそちらの方に思いが行きがちではないでしょうか。
プロも少しでも旗に近づけたい気持ちは同じだと思います。
でも、ホールアウトした時に『今の状況をどれだけスコアに響かせないか』
その事の方も大切なのですね。
アゴの高いバンカーにつかまった時は、まず一度でここから脱出する。
「一度バンカーの横に出した方が、一打でバンカーから出せる。そこから寄せていこう。」
そのように感じた時は、そうするも良案だと思います。
まずアゴをクリアすること。
そしてホールアウトした時に出来るだけスコアに響かせないこと。
アゴの高いバンカーショットでは、それらの事を元に最良の選択をしていかれて下さいね♪
最後までお読み下さり、有難うございました。
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