北条の院内に行くルート
北条の院内方面に行く道を歩いてキノコを探しました。
古いシロカイメンタケ
ブナの朽木に古いシロカイメンタケが付いていましたが、これはかなり前に見つけていたものでした。
白い点状のものがあります
朽木の上に白くて小さい物が点々とあります。最初粘菌かと思いましたが、指で触ると溶けました。これは寒さで残った霰でしょう。
カワラタケ
林道脇にカワラタケが群生した朽木がありました。いつもなら目に入らないキノコですが、今回のような収穫がないキノコ観察では注目してしまいます。
クヌギタケ
同上
同上
やっと1本だけ、キノコらしいキノコを見つけることができました。このキノコはクヌギタケです。よく見るキノコではありますが、こんな不作の日に出会えて嬉しいです。可食とされていますが、どんな味なのかな?
褐色腐朽した朽木
林道脇に腐朽が進むと材が褐色になる褐色腐朽を起こしている朽木が落ちていました。褐色腐朽はセルロース等の多糖類を多めに分解し、リグニンの残存量が多くなって褐色を呈します。リグニンが多めに分解されると白色腐朽が起こります。褐色腐朽を起こす菌類は食用になるキノコが少ないので、見つけてもあまり嬉しくありません。
頂上に向かって歩きます
院内へ行くルートでクヌギタケを見つけましたが、それ以外はカワラタケ等の硬いキノコだったので、頂上へ向かうルートに行ってキノコを探しました。しかし、何も見つかりませんでした。
駐車場へ向かいます
今回の高縄山の散策は成果のなく終わりました。今回で今年の高縄山のキノコ探しは終わりとします。来年はもう少し成果が出るといいな!