珍しいしみ抜き | 家田貴之のブログ

珍しいしみ抜き


最近、スノーボードや遊びの事しか書いてないような、、、すみません。


しかし工房では、ちゃんと作業を進めています。






今回は、ちょっと変わったシミ抜きの事例を載せます。





こちらの青いシミ、染料?インク?と思いましたが、どおやらちがうようです。

アイロンを当てたときに、今まで無かった物がでてきたと依頼者は云います。

よくよく聞いてみると青いビニールの切れ端のようです。
アイロンの裏に着いた状態で着物に直接当てたようです。
ん、どおなんでしょ?
当布してなかったのか心配です。



ビニールが溶けて生地の中で固まる、それを近所のクリーニング屋へ持ち込む、作業した後取れませんと言われ、扇屋へ持ち込みこの状態。

シミ抜きは最初の判断・作業が最も重要なんですが、、、


状況が解ったので作業開始





数時間をかけて、なんとかここまで。

ビニールを溶かしていますが、生地の中で固まっているので難しいです。

しかし、薄くなってきているのでもう少し。

あまり、無理すると生地が弱わるので慎重になります。




少し残りますがここまで。










こちらは別の着物

小紋の柄が滲んでいます。
白場だけを細い筆で薬品を着け抜いていきます。


こんな感じ。





良い感じに抜けました。

綺麗になると気持ちが良い~!!



でわ、また修復作業の記事も書きます。



今年も精進していきます。


よろしくお願いいたします。





このような着物のしみ抜きも
きもの工房扇屋へご相談ください。