今回はちょっとキツイ。盛りだくさんで大変そう。

内容てんこ盛りでキリがなさそう・・。

でも頑張ってやってみましょうか、‘草喰なかひがし‘も嘗てなんとかアップしたし。

 

おそらく10年ぶりくらいの「弧柳」さん訪問です。

前回は北新地、北浜に移転してからはもちろん初めて。

ミシュランの☆は3→2?

 

 

輪島塗 小槌水車蒔絵碗(昭和初期)

 

先付<河豚の白子 高山牛蒡(豊能町) うぐいす菜 マーガオ>

先制パンチ!お品書きは「大阪料理」

 

 

前店舗と違って余裕のスペース。オープンキッチンなれど調理のライブ感が

完璧。バックヤードで下拵えした素材が見事に並べられています。

外国のお客さんたちは特に興味津々でしょう。

 

 

<松の司 あらばしり・生 純米吟醸>(滋賀県)

‘あらばしり‘らしくフレッシュで微発泡も感じる。

 

 

大阪料理 お献立

そうなんです~。

器の解説付きで、ゾンちゃんの手には負えません。

今回はかなりしんどい。重たい・・。

なるべく簡略にします。

 

料理は‘大阪料理‘とあって判りやすい、やや濃いめの味付けで

素材を無駄なく使いきります。商人の街だしね。

 

 

カウンター席10~12名くらい。幅も十分。

下のように奥行きも広々です。

ゆとりをもって料理が楽しめます。

 

<魚庭>

ずっと設えを鑑賞の後、ずいっと差し出されました。

さすがに大きすぎて収まりません。

 

 

これで何とか収まったものの、解説しきれない・・。

 

<まながつお 難波葱(河内長野) 金時人参 百合根>

間違ってたら御免なさい。

 

 

白ワインボトル<シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエクリュ・ブルーノ・コリン>

主にこれをメインに通しました。まあ無難かな。

 

 

今回、日本人はゾンちゃん達だけみたいでした。

おそらく、台湾、シンガポール、あるいは香港の方たちかな。

みなさん、お静かで上品でした。

 

2階には個室もあるようですからそちらは賑やかかも。

 

 

右<香住の海水>乾山写 金彩松図向付(昭和初期)

お造りを海水でというのも「弧柳」の特色

 

<明石の鯛><きんき>

鯛は海水で

 

<平貝(大分県) 生海苔 鱒キャビア>

(織部交肢松笠形香合)

 

<針烏賊(明石) 数の子 いか肝 山わさび>

織部四方馬上杯・加藤十衛門(明治時代)

 

<豊後水道の関鰤 龍野乃利 長芋>

朝鮮唐津舟形向付 岡本作礼(現代)

 

<天然黒鮪>(青森県・大間)

青華 七宝模様皿・沢村陶哉(昭和初期)

 

再スタート

 

 

煮物碗<鯨の鹿の子 豊能町高山水産はりはり 東住吉区田辺大根 柚子>

滅茶苦茶大阪産にこだわっています。鯨もその代表的なもの。

 

‘輪島塗 若松 鶴蒔絵碗‘

 

 

焼肴<天然ふぐ(佐賀県) 北海道の雲丹 高山真菜(豊能町) 真子へしこ

花穂紫蘇>

美濃唐津向付・瀧口喜兵爾(現代)か

志野向付・宮田正幸(現代・清水焼)

さっぱりわからん・・。

 

揚物<車海老(天草) 河内蓮根(門真市) 蕗の薹 唐墨 ナスタチウム>

青森牡丹皿・十二代楽弘入(幕末~明治)か

牡丹烏文皿・酒井田柿右衛門(昭和初期)

どっちか判らん。

 

 

温菜<鰆(長崎県) 海老芋(富田林) 蕗 梅干 木の芽

祥瑞深向付 加藤利昌(昭和中期)

 

御飯<松葉蟹(島根県) 田辺大根の葉 キヌヒカリ(高槻市) 柚子>

 

十草模様飯茶碗(真葛光斎)

香の物<赤蕪 胡瓜 梅酢沢庵 芽キャベツ>

古染付龍紋小皿(江戸後期)か民平輪花龍紋小皿

さっぱり判らないまま書き写すって虚しいよね・。

 

 

水物<しずく農園の女峰 柚子味噌 黒豆金柑>

鉄 平茶碗・木村盛和(昭和初期)か伊賀焼平茶碗

 

 

茶菓<紅玉 松の実>

牡丹小皿 九代・楽了人(江戸中期)か飴薬小皿 十二代・楽弘入(明治時代)

 

 

<八女茶>(福岡)

 

 

北新地にあった旧店舗とは打って変わったスケール感。

器への拘りも遠慮なく・・。

ミシュランの調査員、どうやって過ごしたんかな。

目利きときたのかしら、知らんけど。

 

どこだったかしら、京都だったかな・。

所蔵する器の写真集を出しているお店がありました。

松尾慎太郎店主もそれを目指しているのかも。

 

さて、大阪を代表する和食のお店と言っても過言ではありません。

とりあえずもう一回は来てみたい。

ご馳走さまでした。