JUKI シュプール TL-25SPランプが消えたり点いたりするミシンをお預かりしました。
洋裁教室の生徒さんぶんです。
１０年くらいご使用ぶんです。 点検したところ差し込み口が悪いようでコードを差し込んだ瞬間にランプが点いたり、消えたりします。 抜き差しが多いとこのような状態になります。
この部分です。
交換するか、電源コードを買い替ええるか・・・・
暇ですので修理すること・・・・
２本ピンがありますが、左側から始めました。
広げれば直るはずです。中央に９番の針を突っ込み少し広げそのあとに１１番の針を突っ込みました。
これぐらい開くと大丈夫です。
この後、右側も広げています。
差し込みコードの抜き差しテストで問題なくできました。
修理方法はこのように広げるか、ピンを曲げるか、電源コードの受け部分を狭くするかですが・・・・
あまりやり過ぎると差し込みが硬くなるので注意が必要です。
ボビンの開閉フタですが・・・折れていました。
先端の掛けなら無理ですが広く掛けていたので接着剤でもいけそうです。 強く当たらなければOKです。
１０年の使用状態です。
趣味の範囲ではこの程度でしょうか？使っていらっしゃる方でしょうね。 きれいの掃除しました。
カマ付近は糸が絡んでいること多いのですが・・・・
太目の糸が絡んでいました。 取り除いています。
上フタを外した部分です。
汚れもほとんどなく注油で済ませています。
カマの駆動ギアはグリースを塗りなおしていますが・・・・
少し動作音が多きく・・・・
全体の注油を済ませてグリースも塗ったのですが・・・・
ギアの嚙み合わせのような音で・・・・
カマの回転軸を触ると左右にガタがあり、矢印のストッパーのネジを緩めガタをなくしたところよくなりました（笑）
カバーは洗剤をつけて水洗いです。
組み立て後、試し縫い良好です。
まだまだ充分ご使用できますね。簡単に拭き上げ修理完了です。
コードの抜き差しが多いと差し込み口など悪くなりますね・・・
電源スイッチのある延長コードを使うとトラブルが少ないかもしれません。
今月は預かったミシンが少なかったです。
現場で直す修理ばかりで・・・・（件数も少なかったけど）
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