今日は緑の窓口で切符を買いに行った。
「すみません。この通りお願いします。あと領収書下さい。名前は上様でお願いします」
会社から送られてきた紙を手渡しながら言った。
で料金は母。
次は向こうで使うシャンプーやら歯ブラシやらを購入。
年老いた母にそれらを全部、出してもらう。
成人して6年も経つのに私は最低だな。
ちょっと良心が痛い。
だったら払えよって話しなんだがそれは嫌だ。
お金が惜しい、そう思う私はやっぱり人間のクズだ。
今は1円でもお金が惜しい。
母は人生を楽しみなさい、習い物でもしなさいと言ってくる。
ぶっちゃけ、それは金を持ってるヤツだからこそ言えることだ。
母は元公務員。高校を出てすぐ市長のコネで職に就く。
市役所や県庁にはそんなヤツがごろごろいたらしい。
そのおかげで私は大学まで行けたわけだけども。
母は優しい。任期の切れる10月から北海道に行こう、そう誘ってくれた。
もちろん母が全額出してくれるつもりだったのであろう。
父も乗り気だった。どうやら仕事は休む気らしい。
申し訳なさすぎだろ、それ。
私はどれだけ人に迷惑をかける気だ。
焦った。かなり。
このままだと前と一緒だ。
家に帰ってきた時も車を買ってもらった。
別にねだったわけではない。
ペーパードライバーでいるのは可哀想という親心らしい。
なんだ、それ。甘過ぎだろ。
そう思う反面、嬉しい。
が、そのまま受け取るのはマズイ。
なにしろ金額がでか過ぎる。
いらない、そう言ったのになかなか引き下がらない。
で、車よりバイクがいい。
そう言うとバイクは危ないから絶対に駄目だ。
で、妥協案として軽自動車を買ってもらった。
親は普通の自動車を買う気だったらしい。
私の親は本当に甘い。
だから今回はぎりぎりだった。
住み込みが決まって本当に良かった。
たぶん、初日に根をあげそうなキツサだろうが頑張らねば。
いつも笑顔でハキハキと。
なにしろ返品される可能性大だからな。
仕事、頑張って覚えるぞ!
どんなに嫌われても疎まれても笑顔で挨拶。
めげないで頑張ろう。