先日カミさんと奥多摩から山梨方面へのお気楽ドライブをした時に

以前から行きたかった道の駅たばやまに寄ってきました

 

最近

丹波山村で色々なお仕事をされている若い方を

SNSで知り 数回コメントをやりとりしたり

note他の記事を読ませて頂き 共感させて頂いていました

丹波山村の村おこし的な活動をされているようで

そのいくつかの中で

七ツ石神社の再建 そこの狛犬さんの復活と

ニホンオオカミによる村おこし的な活動を知り

応援したく思っていたところ

今回オオカミの手ぬぐいをやっと購入できました

 

 

 

帰宅後手拭用額を購入して飾ってみました

なかなか好い感じです

 

元来インドア派ではなく

子供の頃から父に連れられたハイキングからスタートし

鉄道旅 ボーイスカウト 登山 スキー 

渓流釣りなどアウトドア的な遊びが続いているんで

今でも

TVのネーチャー系番組やそれ系の書籍をよく観る機会が多く

絶滅した?ニホンオオカミ?のようなTV番組なんかがあると

チェックはしていました

 

ニホンオオカミの事をかじると

なかなか複雑な問題が出てくるんですよねえ

素人なんで

余計な事は言えないんですけど

近年DNA検査が進み日本固有種との説が強くなってきたとようですが

 

元々ニホンオオカミって大体4つに分けられるとか

※北の極致に住む灰色・タイリクオオカミの亜種

※日本固有種としてのオオカミ

※日本固有のオオカミと家犬との交配種

※ヤマイヌという謎の存在の問題

(これが一番複雑なんですよねえ・・・)

 

手拭に書かれているような

シェパード ハスキー犬タイプの凛々しい姿と

狐を大きくしたみたいな古い狛犬やお札に見られる

柴犬みたいな中型犬を

オオカミとするのかヤマイヌとするかの問題が

調べると複雑ではあるけど

面白いんですよねえ

 

最近日本カワウソが再発見された?のニュースもありましたし

次はニホンオオカミの再確認だなあと待ち焦がれています

何やら絶滅宣言てのは見かけなくなってから50年経つと自動的に

絶滅という適当な烙印が押されるらしいですねえ

 

ぜったい山の中にはまだ見つかっていないだけで

いると思うんですがねえw

 

 

 

多摩動物園 タイリクオオカミ 放飼場にて

ニホンオオカミに出会っていたのかも

 

昭和48年(1973)頃 高校生の冬

独りで三峯神社から雲取山のコースを歩いていた時

野犬につきまとわれたことがありました

夜の遅い時間に三峰口駅に着き

翌朝のロープウエイ駅行の始発バスに乗る予定で

駅の待合所のような屋根の下で仮眠していたんですが

寒くて寝られずロープウエイ乗り場まで深夜の道を歩きだしました

当時は絶対的な体力にうぬぼれて怖いもん無しでしたからw

 

始発のロープウエイに間に合ったと思います

その後順調に縦走路を歩いていたんですが

徹夜のせいで午後から突然疲れが出て

だんだん歩きのペースが落ちて

冬季閉鎖中で無人の白岩小屋に着いた時には

歩く気力も無くなり日暮れも近いし軒下で

夜明かししようかと迷ったんですが

ビバークの準備も出来ていたんでね

でも

周りの雪と寒さはやっぱり避けようと歩き続けました

日が暮れた後大分たって

やっとのことで雲取山荘に到着できました

 

夜になってたどり着いた無謀な高校生に対して

いきなり小屋番さんから怒鳴られ

しばしのお説教後に宿泊を許可してもらいました

安全と愛情込みってのは分かっていたので

「めしは食わせんからな~」とか

「山をなめんな~」とかを大人しく拝聴した記憶があります

 

後日新緑の頃の雲取山にまたいらっしゃいとの絵葉書を頂きましたが

何となく恥ずかしくて返信をしなかった事を今でも悔やんでいますw

 

その後寝るまでの間小屋番さんとした いくつかの話が

記憶に残っていたんですね

 

白岩小屋を出てから少ししてなんですけど

野良犬に付きまとわれたんです

噛まれたらヤバイし

怖かったんですけど

白岩小屋の犬ですかねえ?

「白岩じゃ犬なんて飼ってねーよー

それに小屋は釘付けで人なんていねーよー」

ですよねえ はあ・・・

 

多摩動物園 タイリクオオカミ (バックヤード)

白岩小屋の前後?の急斜面を降りてくる登山者とすれ違いました

「そんな時間に誰も降りてねーよー

うちの小屋の前を通らなきゃ降りられねーよー

幽霊でも見たんじゃねーかあー」

確かに疲れでモーローとしていたし

凄いスピードで雪面の壁を降りてくるのを

下でぼ~っと見ながら待ってすれ違ったはずなのに

会話も無く通り過ぎられたんですよねえ・・・

 

ルート外のはるか下の斜面に

黒い動物が動いてたんです

熊ですか?

「おう冬眠しないのもいるからなあ

熊だよそれ」

 

そんな会話が記憶に残っています

後半の二つの方がインパクトが強くて

野犬の話は数十年の間 記憶から消えていました

 

 

多摩動物園 タイリクオオカミ 放飼場にて

近年

50年以上続けてニホンオオカミ再発見のために

素晴らしい行動 活動をされている方の

アメブロの中での活動報告のブログを見つけ

更新を心待ちにして読ませて頂いています

この方には多くの一般人からの連絡が集まり

まとめられた報告を読ませて頂くと

秩父地方では近年も登山客 釣り人らからの

遠吠え 瞬間遭遇 

鹿や野生動物の食い散らかされた死体の発見等

報告が多くてワクワクしちゃいます

 

今年になって 秩父白岩小屋周辺の記事が出た時に

 

あれ!?もしかしてっと 不意に記憶が蘇り

野犬に付きまとわられた記憶を

コメント入力に書かせて頂いたところ

 

白岩小屋から西に降りる谷とその下の集落近辺では

以前より ほうこう 遠吠え 目撃 謎の糞が多く記録されている土地で

白岩小屋周辺には標高的に棲んではいないが

テリトリーの一部の可能性はありえるとのコメントを返して頂きました

ありがとうございましたm(__)m

 

この方がニホンオオカミの再発見をされると

思っています

今年なのか来年以降か必ずと思っています

 

 

もしかして47年前に 

ニホンオオカミに出会っていたのかも・・・

 

コメント投稿後に記憶をもう一度思い出そうと

整理しました

当時は山中で野犬に噛まれたら大変だと怖くて

目を合わせないように出来るだけの速度で歩いた

目を合わせないようにしていたため

ビジュアル的な記憶が無いんですねえ

ただ昔は何処の街にもいた

気を許すと追いかけられたり噛まれたりする

痩せた黒っぽいノラ犬としか思えなかった

そんな怖い相手が山の中に居るのかと恐怖しか

そいつが

10M位の間隔で着かず離れず 登山道を着いてきた

5分かも10分かも思い出せないけど

気が付いたらいなくなっていた

声は出さなかった

(犬と違い狼はキャンキャンとか遠吠え以外には吠えないそうです)

 

後年知識として知った

自分の縄張りから異物が出るまで追尾する狼独特の行為

送りオオカミ そのものだったのかも?

 

記事投稿後に古くからの友人に呑みながらその話をしたら

昔あたしからその話を聞いた頃

二人で秩父に行ってニホンオオカミを探そうじゃないかと

盛り上がった時期があったとか

彼は山岳関係の書物を読み漁るやつなんで

当時からニホンオオカミの知識と重要性を知り

当時あたしより興味があったんですねえ

自分の記憶が友人に残っていたのが面白いなあ

 

 

近年神社参拝を趣味とさせていただいています

特に飛騨高山周辺の神社に通うようになって

オオカミさんに出会う機会が増えました

 

水無神社様の神門内の狛狼さん(木像)

神門の格子の中にお座りされているため撮影が難しいんですけど

江戸期のものとのこと
装飾性が高くて色彩も どハデなお顔

立派なオオカミ像で分かりにくいですけど
オオカミ狛犬の特徴であるアバラ骨の表現が見えます


神門の木像がモデルらしい拝殿前の狛狼さん

やまいぬではなく大型オオカミっぽいですね

ふだんは神門の外からの参拝しかできないので

まだ御側に行った事がありません

いつか昇殿参拝をして

お近くに行きたいなあ

 

 

旗鉾伊太祁曽神社様 拝殿前 子犬型山犬像

岐阜県高山市丹生川町旗鉾

飛騨地方特有のコロコロした狼石像

鎌倉期から室町期頃まで遡れるとか

可愛いからヤマイヌっぽいのかな?

 

阿多由太神社様 宮祖霊社 旧宮跡(ふるつみや)

岐阜県高山市国府町

飛騨地方に多い山犬型の狛犬さん

狛犬マニアの間では原初初期型狛犬で

はじめちゃんタイプと分類され人気者のようですね

 

 

武蔵御岳神社本殿前

お犬様 江戸時代の像 

ブロンズ製1807年 文化4年奉納

多分境内で3番目に古いようです

初代は完全にいのしし(豚)みたいな愛嬌抜群の狛犬さんです

全体にヤマイヌっぽいスタイルですね

尻尾が巻いているのがオオカミの定義から外れますけど・・・

 

特別御朱印のおいぬさま

大口真神 おおくちまがみ様
 

 

秩父宝登山神社様奥宮の狛犬さん

   

 

先日の4連休の3日目

鉄道仲間と秩父鉄道沿線の

列車撮影とお気楽呑み旅に行ってきました

行き当たりばったり旅にこれ幸いと

宝登山神社様にちょいと寄り道して

狛おおかみ様にお会いしてきました

 

宝登山神社のHPには お犬様と呼ばれていますね 

奥宮には獅子狛犬とは姿形の異なる霊獣像がお座りされています
日本武尊様の受難をお助けしたお犬様で

私どもはご眷属さまとお呼びしています とありました

 

   

おおかみの狛犬の定義には

やせ型で あばら骨が浮いているとか

ちょっと分かりにくいですけど背中から横縞模様が見えます

こちら様は

凛々しいニホンオオカミとは違うヤマイヌ系ですね

 

相変わらず人のいない山の中に遊びに行く機会が多いんで

クマさんに怯えてばかりじゃなくて

ニホンオオカミに出会えたらいいなあと

最近オオカミとのふれあいが

シンクロニシティ的に重なったんで

楽しくなりましたw

 

せっかくの忘備録のブログ

47年前の記憶を 書けてよかったです

 

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