1 自分をその人より優れているとも、

偉大であるとも思わないこと。

また、その人を自分より優れているとも、

偉大であるとも思わないこと。

そうした時、

人と生きるのがたやすくなる。


人と人との絆の基本ですね。

人が生きてく上で、重要なことです。

2 他人の不幸の上に

自分の幸福を築いてはならない。

他人の幸福の中にこそ、

自分の幸福もあるのだ。

今の世の中は、そういうことが平気で起こる世の中になっています。

だからこそ、一人一人の心の問題が大事なのです。

3 もし苦しみがなかったら、

人間は自分の限界を知らなかったろうし、

自分というものを知らなかったろう。


自分というものを知ること、それが、自分と向き合うということです。


4 悪に対して悪をもって報いることは、

幸福を失うことである。

悪に対して愛をもって報いることは、

幸福を得ることである。

人は憎しみだけでは、生きていけません。

これが、一番のポイントです。

5 一番難しく、しかも最も大切なことは、

人生を愛することです。

苦しい時でさえも愛することです。

人生はすべてだからです。

そこまで、到達するには達観できるほどに成長することです。

6 何の試練も受けていない者は、

試練を受けている人に、

何も教えることはできません。

そうですね。

苦難に立ち向かってる、経験が、人に伝えることに繋がるのです。


7 人間の真価は分数のようなものだ。

分母は自己の評価、

分子は他人による評価である。

分母が大きくなるほど、

結局、真価は小さくなる。

そうですね。慢心は、身を滅ぼすのです。

8 人生の唯一の意義は、

人のために生きることである。

人のために生きることは、自分自身の自信にも繋がります。

9 この世における使命をまっとうせんがために、

我々の仕事を明日に繰り延べることなく、

あらゆる瞬間において、

自己の全力を傾注して生きなければならない。

物書きにとって、手を抜くことは許されません。

でも、息抜きも当然、必要です。

そのバランスが、よりよい成果をあげることに繋がる、それは、全ての仕事に言えることです。

しかし、全力でやる時はしっかり、仕事だけに集中する、それが、大事なんです。

10 よい人間とは、

自分の罪をいつまでも忘れないで、

自分の善行はすぐに忘れる者のことである。

わるい人間とは、その反対に、

自分の善行をいつまでも忘れないで、

自分の罪はすぐに忘れる者のことである。

自分を許すな。

そうすれば、容易に他人を許すことができよう。


トルストイの言葉は、一つ一つが、本当に自分にたいして厳しいのが、わかります。

自分に厳しい人物こそ、真の成功をおさめることができるということなのかもしれません。