「今日の新聞に(自民党の)石破(茂)幹事長の談話が載っていた。『小泉さんの方向と違わない』という発言だ。随分、違ってきたなと思う。方向性は同じだ。確かに自民党の参院選の公約を見ると『再生可能エネルギーに最大限努力する。原発依存度をできるだけ減らしていく』と。だから、自民党はこれから、石破幹事長が音頭を取って、これからのエネルギー政策、原発含めて議論しようと党内ですれば、賛否両論は出る。これを(安倍晋三)首相に上げればよい。必要論者とゼロ論者と両論併記。『首相、どちらに判断しますか』と安倍さんが判断しやすいような環境をつくる。そんなに難しいことではない。自民党議員の中にも、本心は『ゼロにした方が望ましいな』と思っている人もかなりいる。首相の力は絶大だから、首相が『ゼロにしろ』といえば、反対は出ない。そういう環境を作っていくことによって、政治的には安倍首相の在任中にこの方向を出した方が良いのではないか」
--小泉氏は政権5年半の中で安倍氏を要職に置いて育ててきた。今のような(原発ゼロへの)舵の切り替えは安倍政権時代にあり得ると思ってよいか
「歩む方向に行ってもらいたいと期待している。それは首相がどういう考えを持っているのか。胸中を推し量るのは難しいだろう。しかし、私は、望ましい方向に首相の権力を使ってもらいたい。その同じ方向に、権力を使える状況が、こんなに恵まれた時期はないと思っているから。このピンチをチャンスに変える権力を首相は持っている。もったいない。この環境を生かさないのは。分かってほしいな、と思っている」
「原発をゼロにして自然を資源にエネルギー施策を展開しようというのだから、郵政民営化どころの比ではない。壮大な夢のある大きな事業だ。どう実現していけばよいかは、今、党内で議論させれば、そんなに推進論者が多いとはかぎらない。(原発)ゼロ論者に賛同者もいるのはわかっている。どっちの両論でも、首相が決めた方に従う。今、原発ゼロの声がなかなか自民党内で上がってこないのは、首相が『必要だ』と言っているからだ。首相が『ゼロにする』といえば、全く変わっちゃう。最終的には国民だ。世論は軽視できない。世論に抗してやらなければならないこともある。しかし、大きな底流となっている根強い世論をどう読むかも政治家として大事だ」
「国会で決めて郵政民営化は廃案にした。しかし選挙で国民が支持すると、国会議員も変わっちゃう。最終的に首相の権力は国民から与えられているから、その国民の声は首相も聞かざるを得ない時期が来る。あきらめちゃいけない。私は今、いろいろな人から『新党を考えたらどうか』とかね、『原発ゼロを展開している人は他にいるから、よく連携したら』といわれるが、『それぞれの立場でやった方がよいんじゃないか』と。そして、主張を展開するときにはね、誰が賛成しているから、誰が反対しているからというよりも、やっぱり、やむにやまれぬ気持ちがないと公に自分の主張を展開できない。『1人でもやるという気持ちでやらないと駄目だよ』と連携を呼びかけている人には言っている」
「私は即ゼロの方がよいと思う。その方が企業も国民も、さまざまな専門家も準備できる。(政府は)安全なものを再稼働させると言っているが、再稼働するにしても、そんなに多く再稼働はできない。そしたら代替エネルギーができる。しかも、再稼働すれば、また核のゴミが増えてくるわけだ。再稼働させると言ったって、最終処分場は見つからないんでしょ。だったら、すぐゼロにした方がよい。そして、原発に替わる代替エネルギーを出して、原発に充てた費用を回した方が、日本の企業なら、原発に替わるエネルギー源は発明し、開発していく。だから、早いほうが良い。今ゼロなんだから。これをずっと、再稼働も中止する。早く努力する。しかし、何年かかって廃炉が実現するかは難しいから。そういう点は、将来ゼロにするという方向でやった方が、中間貯蔵施設をつくるにしても理解を得やすい。だから私は早いほうが良いと思う。今もゼロだから」
--それは核燃料サイクルも含めて?
「もちろん。核燃料サイクルも含めてだ。その手当てをするのも早い方がよいだろう。進んでいって『やめろ』というのも、どうせ将来やめるのだったら、今やめた方がよいだろう」
やはり、腐った連中と五年半も戦った元小泉首相の言葉は、違いますね。
与党の幹事長を、揺り動かす凄さ、方向をこの方が、変えてきたと同時に腐った連中を一網打尽にするチャンスも、これででてくることになります。
実際に戦った元小泉首相だからこそ、出てくる言葉です。
同時に首相に、今、原発ゼロにしなければ、次の選挙で自民党は大敗するぞと脅しもかけている、さすがに百戦錬磨ですね。
幹事長が、元小泉首相と同意見というのは面白い。
これは自民党が、本当に国民のことを考えてるかを、突きつけたと言えます。
さすがですね。やはりこの方だけは、別格です。
これで、少しはいい方向に進むといいんですけどね。
そして、自民党の膿を出す絶好のチャンスでもあるわけです。
東電と組んでる腐った政治家を、排除するチャンスがでてきた。
これは、今の日本にとって最も重要なことです。
元小泉首相のこの言葉が、突破口になればいいんですが、利権を貪る連中はあの手この手を使ってきますからね。
戦いは始まったばかり。
これから、どう向かうかですね。
--小泉氏は政権5年半の中で安倍氏を要職に置いて育ててきた。今のような(原発ゼロへの)舵の切り替えは安倍政権時代にあり得ると思ってよいか
「歩む方向に行ってもらいたいと期待している。それは首相がどういう考えを持っているのか。胸中を推し量るのは難しいだろう。しかし、私は、望ましい方向に首相の権力を使ってもらいたい。その同じ方向に、権力を使える状況が、こんなに恵まれた時期はないと思っているから。このピンチをチャンスに変える権力を首相は持っている。もったいない。この環境を生かさないのは。分かってほしいな、と思っている」
「原発をゼロにして自然を資源にエネルギー施策を展開しようというのだから、郵政民営化どころの比ではない。壮大な夢のある大きな事業だ。どう実現していけばよいかは、今、党内で議論させれば、そんなに推進論者が多いとはかぎらない。(原発)ゼロ論者に賛同者もいるのはわかっている。どっちの両論でも、首相が決めた方に従う。今、原発ゼロの声がなかなか自民党内で上がってこないのは、首相が『必要だ』と言っているからだ。首相が『ゼロにする』といえば、全く変わっちゃう。最終的には国民だ。世論は軽視できない。世論に抗してやらなければならないこともある。しかし、大きな底流となっている根強い世論をどう読むかも政治家として大事だ」
「国会で決めて郵政民営化は廃案にした。しかし選挙で国民が支持すると、国会議員も変わっちゃう。最終的に首相の権力は国民から与えられているから、その国民の声は首相も聞かざるを得ない時期が来る。あきらめちゃいけない。私は今、いろいろな人から『新党を考えたらどうか』とかね、『原発ゼロを展開している人は他にいるから、よく連携したら』といわれるが、『それぞれの立場でやった方がよいんじゃないか』と。そして、主張を展開するときにはね、誰が賛成しているから、誰が反対しているからというよりも、やっぱり、やむにやまれぬ気持ちがないと公に自分の主張を展開できない。『1人でもやるという気持ちでやらないと駄目だよ』と連携を呼びかけている人には言っている」
「私は即ゼロの方がよいと思う。その方が企業も国民も、さまざまな専門家も準備できる。(政府は)安全なものを再稼働させると言っているが、再稼働するにしても、そんなに多く再稼働はできない。そしたら代替エネルギーができる。しかも、再稼働すれば、また核のゴミが増えてくるわけだ。再稼働させると言ったって、最終処分場は見つからないんでしょ。だったら、すぐゼロにした方がよい。そして、原発に替わる代替エネルギーを出して、原発に充てた費用を回した方が、日本の企業なら、原発に替わるエネルギー源は発明し、開発していく。だから、早いほうが良い。今ゼロなんだから。これをずっと、再稼働も中止する。早く努力する。しかし、何年かかって廃炉が実現するかは難しいから。そういう点は、将来ゼロにするという方向でやった方が、中間貯蔵施設をつくるにしても理解を得やすい。だから私は早いほうが良いと思う。今もゼロだから」
--それは核燃料サイクルも含めて?
「もちろん。核燃料サイクルも含めてだ。その手当てをするのも早い方がよいだろう。進んでいって『やめろ』というのも、どうせ将来やめるのだったら、今やめた方がよいだろう」
やはり、腐った連中と五年半も戦った元小泉首相の言葉は、違いますね。
与党の幹事長を、揺り動かす凄さ、方向をこの方が、変えてきたと同時に腐った連中を一網打尽にするチャンスも、これででてくることになります。
実際に戦った元小泉首相だからこそ、出てくる言葉です。
同時に首相に、今、原発ゼロにしなければ、次の選挙で自民党は大敗するぞと脅しもかけている、さすがに百戦錬磨ですね。
幹事長が、元小泉首相と同意見というのは面白い。
これは自民党が、本当に国民のことを考えてるかを、突きつけたと言えます。
さすがですね。やはりこの方だけは、別格です。
これで、少しはいい方向に進むといいんですけどね。
そして、自民党の膿を出す絶好のチャンスでもあるわけです。
東電と組んでる腐った政治家を、排除するチャンスがでてきた。
これは、今の日本にとって最も重要なことです。
元小泉首相のこの言葉が、突破口になればいいんですが、利権を貪る連中はあの手この手を使ってきますからね。
戦いは始まったばかり。
これから、どう向かうかですね。