昨年4月に乳がんで亡くなった田中好子さんの夫・小達一雄さんらが29日、東京・霞が関の厚生労働省で会見し、田中さんの遺産で東日本大震災の犠牲者の遺影用に写真立て1000個を作り、希望する遺族に無償提供すると発表しました。

また、4月21日には東京・日本橋三越本店で一周忌の献花式、25日からは同所で「田中好子展」を開催。
公私共に交流の深かった国仲涼子も同席に出席し、「好子さんを近くに感じていただければ、それが私たちにとっても幸せなのかなと思っています」と発起人の代表としてあいさつをしました。


発起人代表というのは凄いですね。

でも、公私共に母娘の関係だった二人の関係からすれば妥当かもしれませんね。

田中好子さんが、亡くなられて一年になるんですね。

病に苦しみながらも、震災の被災者のことを考え続けた田中好子さん。

改めて田中さんには、敬意をはらいたいですね。

自分が苦しみながらも、肉声で被災者の方達の心配をしておられた田中さんからすれば何らかの形で力になりたいと考えておられたはずです。

一周忌だから、こういう決断を家族の方はされたのだと思いますが、もっと早く動いてもよかった気もしますけど、しかし、そうそうできることではないですね。

心の整理だってそう簡単にはつかないでしょうし、理屈と感情は別問題ですからね。

あと田中好子展をするというのも、それだけ田中さんの存在を世の中に今も人に近づけたいという気持ちが出てていいですよね。