哲学的な彼女と放課後放送局。 -6ページ目

* 血時計



 血時計の針は動かない

 止まった時計は動かない

 鳴り響く血時計の音色は、

 私の耳から離れない

 愛は時として死
 死は時として愛

 漆黒の羽が私を包み、

 欲望の国へと誘うの(いざなうの)

 破損した窓
 金属の壁
 
 閉じこめられた私を救うのは貴方で、

 私に手をさしのべてくださる

 さて、今宵は貴方と踊り果てましょうか
 
 

* song



 貴方の歌が聞こえる

 貴方の歌にはメロディーがある

 小さくそびえる荊の塔から、

 歌う貴方を見つめているわ

 綺麗に咲いたホウセンカ

 貴方の元に届けたくて…

 もう無理だと分かっても

 鎖の塀をよじ登って…

 さあ、歌って頂戴?

 血にまみれたリボンを付けて
 
 ニコリと微笑んで見ていてあげる

 この心のない人形の私が
 

* dance dance dance



 さあ…死の舞踏会を始めましょうか

 踊れば静かに足は壊れる
 踊らなければ死が訪れる

 さあ…死の音楽を鳴らしましょうか

 狂曲が流れる小さな部屋

 歌えば静かに声は壊れる
 歌わなければ死が訪れる

 さあ…みなを誘って
 みなで踊って
 みなで歌って
 
 死のダンスを
 死の音楽を、

 流しておどって壊れましょう