生きる。みずから命を絶つ。
私はどちらが人間にとって正しいことなの
かわからないことがある。
生きていても悲しみに包まれた人生なら
いつかなくなる命。選択肢は自由だ。
私は今回の入院で生きることのいろんな
意味を知る。
精神疾患、認知症(アルツハイマーのひと
には喜びがない。暗いかお、悲しい顔たく
さんみてきた。
私は自分の道を決めた。
メイクセラピストになって障害を越える
なにかをつかんでもらえるように努力したい。
美しくなる、コンプレックスを解消する、
そのひとの生涯をかえてしまうくらいのあざ
や傷あとがあるならカバーして悲しみや
寂しさから連れ出してあげられるなら
私は努力をする。
まだ欧米でしかあまり知られていないが
検定試験は間近だ。
合格率は20%。たちはだかる壁だ。
暗い悲しい顔が明るい顔になれるように
そして私が自ら命を絶つという選択肢を
しないよう。