フランスお返しプロジェクト|France Okaeshi|レポート008 | 東日本カキ産地支援|ROC|東日本カキ産地救援復興対策会議

フランスお返しプロジェクト|France Okaeshi|レポート008

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2011年7月11日(月)4:00am
作成:日本オイスター協会

レポート001
初めての方はまずはこちらを参照ください。

 

 

東日本カキ産地救援復興対策会議|ROC|主管:日本オイスター協会

 

 

 

第1便は気仙沼へ、第2便は牡鹿へ、フランスお返しプロジェクトの養殖支援物資は無事、カキ漁師の皆様の手に届けられました。

その模様はこちらで。
NHKニュース1
NHKニュース2
齋藤浩昭氏のブログ

また、第2便の模様は7月11日発売の日刊スポーツ にも掲載される予定。
(担当記者の柴田、峯岸、両氏に感謝)

養殖方法がまったく異なるため、フランスで調達したロープが使えないのではないかと懸念されていたが、延縄用のロープとして使用できるとのこと。

国内での資材調達が難航している中、40年の時を超えた恩返しに、漁師の皆さんは大変喜んでおり、

なにより養殖再開への励みになったと皆口ぐちに言ってくださっている。

復興かきオーナー制度 を立ち上げ復興の礎となる貴重な資金を調達し、震災後からほぼ毎日被災地のカキ産地を周り、漁師の皆様のニーズを拾い、実際に必要なものを供給、養殖再開をフルサポートしてくださっているグランオイスターマイスター齋藤浩昭 氏。

今回のフランスからの物資も、一部費用を省き、輸送費用も含め、復興かきプロジェクトから一旦支払われている。(のちに可能であれば、三陸かき支援のためにフランスで集まった募金や公的支援金によって清算される可能性もでてきている。)


プラネットファイナンスジャパンの理事長であり、フランスの三陸かきへ恩返ししたいという思いを取りまとめ、迅速かつ直接的支援の重要性を理解したうえで、復興かきプロジェクトとの連携を実現してくださったロベルト・ベルディエ氏(Jr.オイスターマイスター)。

三陸のかき支援をいち早く表明し、フランス中に三陸支援を呼びかけ、ベルディエ氏とともに多大な支援をしてくださっているフランス最大の漁業機材会社、SAS Mulot 社代表のミュロー氏。第1便気仙沼に届いた物資はMulot氏が調達してくださった。

カンカルを中心にブルターニュ側で三陸かき支援を呼びかけとりまとめてくださっているラーシャー夫妻 (池田ゆう子氏)、そしてカンカル最大のカキ生産者であるステファン・アリューム氏。第2便牡鹿に届いた物資は池田氏を中心に調達してくださった。

日本とフランスはカキの養殖方法がまったく違う。そのために資材の調達は本当に難航を極めた。

そして10トン近い物資の輸送を、依頼から現地までわずか10日という短い期間ですべて実現してくださったSDV の皆様、特に日本支社長アルノー・ラストゥール氏、タノカワ氏、ウガワ氏は休日昼夜問わず活動してくださった。ラストゥール氏は、自ら早朝に成田空港に向かい、プレス用の写真撮影を行ってくださったり、多忙の中、深夜バスで気仙沼に向かってくださるなど。

プラネットファイナンス、フランスの基金(フォンダシオン・ド・フランス)、国民議会、商工会議所(CIC)、国立海洋研究所(イフレメール)、そしてカキ漁師の皆さんがいまも活動してくださっている。

今回のフランスでの活動を支援してくださった、プロハープ奏者福本忍さん、森木さん、影山ヒロコさん(シェフヘルプジャパン)、小鷹ティナさん(NPOガンバロージャパン)、西村文英さん(NPOガンバロージャパン)、鈴木もとこさん(通訳)、花野けいこさん、他、多数の皆様。

三陸かきの危機を含め、このフランスお返しプロジェクトを取材してくださった、NHK(山田さん、中村さん)、東日本放送(小原さん)、日刊スポーツ(柴田さん、峯岸さん)、読売新聞(大森さん)、ブルームバーグ(白木さん)、AFP通信など。

復興かきオーナーの皆様、オイスターマイスターの皆様、協会関係者の皆様、この記事を読んでくださっている皆様、そして三陸かきを支援してくださっているすべての皆様、

そしてなにより、困難な状況の中、養殖を再開してくださっている三陸のカキ漁師の皆様。

当然、ゴールではなくスタートです。

が、一旦、心よりの感謝を申し上げたい。

そして、引き続きよろしくお願いいたします。

震災発生よりちょうど4か月目の早朝。


2011年7月11日(月)4:00am
作成:日本オイスター協会