私は、出産時に35歳になっているということで、高齢出産というくくりに入るそうです。
そのため7週目の検診でおじいちゃん先生から、
「高齢出産の人には一応説明することになってるんだけど、羊水検査ってもんがあるのね。」と羊水検査の説明を受けました。
先生がおっしゃるには、
羊水検査で子どもに障がいがあると分かった人のほとんどが中絶するんだそうです。
あまりお勧めしないけど夫婦で話し合っておいてと言われました。
実は、私は障がいを持つ子どもや、その親御さんのお話しを聞き、相談支援をする仕事をしています。
そのため、障がいのあるお子さんのいる親御さん達の孤独や悩み葛藤する気持ちにたくさん接してきたつもりです。
この10年たくさんの親御さん、特にお母さん達と関わってきて分かったのは、
親も子どもと一緒に成長していくんだなということです。
泣いてばかりいたお母さんが、
ある時から我が子と向き合う覚悟を持ち、
一緒に生きていく中で「愛しい」という感情が芽生え、
気がつくと我が子を見る顔つきが変わっている。
障がいのある子どもを育てるって、綺麗事じゃなく苦労がたくさんあると思います。
でも、誤解を恐れずに言うと、
子育てって障がいがあってもなくても、
苦労も喜びも心配も面白さも皆んなにあるんだと思うんです。
誰かと比較せずに我が子だけと向き合った時、
色んな思いを経験して、子どもと一緒に親も成長していくのは一緒かなって。
比較しないってとっても難しいんですけどね。
そんなわけで、私は羊水検査は受けず、自然に任せます。
障がい者としてや障がい者の親としてではなく、1人の人間としてとても魅力的な方達をたくさん知っているので、
命を選択することは、彼らを否定することになる気がして。
(検査を受ける方を否定しているわけじゃないですよ。事前に可能性を知り、早い段階で準備をする目的の方たちもたくさんおられると思います。)
子どもに障がいがあったとして、今書いていることが全部綺麗事に思えるほど悩むと思いますが、時間がかかっていいと思うんですよね。
親も子どももゆっくり成長していけると思うので。