自分に追って年始早々の病欠から始まり、

 

10年ぶりにオケや室内楽で大勢の人前で楽器を演奏するという、

 

この激動の一年間を締めくくるにあたり、

 

聴いてきた数々の音楽に感謝して、この曲を聴きたいと思います。

 

シュワルツコップ独唱、フィッシャー伴奏

シューベルト作曲、歌曲「楽に寄す」

 

で、歌詞訳を書き出してみますね。

 

お前 愛しき芸術よ どれほど多くの灰色の時

私を人生の荒々しき輪が 取り囲んでいた時も

お前は私の心に 暖かい愛を燃え立たせ

私を素晴らしい世界へと 運んでくれたのだったね!

時折お前の吐息が お前の竪琴から発せられ

甘く 聖なる和音がお前より出でて

よりよい天国を 私に開いてくれた

お前 愛しき芸術よ 私は感謝しよう そのことに!

 

この「お前」というのは音楽をさす擬人化ですが

 

まさにこの歌詞を具現化して体験できたのは

 

つい先日のことでした!

 

シュワルツコップさんの孫弟子である鶫さんと

 

先日のオケでもドビュッシーで協演させていただいた

 

上田さんの「竪琴」のお二人から発せられる

 

まるで天から降りてくるような音楽

 

これこそ「愛しき芸術」としか言いようがありません!

 

私も「灰色の時」や「人生の荒々しき輪」を

 

やり過ごせそうだと、言えよう!(大爆恥)