うつ病の事は母と仲のいい友人の二人にしか話してません。
先週教授との面談があったときも、病気の事は言いませんでした。
大学退学する理由は、家庭の経済状態を理由と言って教授に納得してもらいました。学校側にもそう伝えました。
それは、嘘ではありません。事実です。母が今年で定年退職するので学費が払えません。
私がバイトを頑張れば良いのかもしれませんが、バイトと学業を両立、そして就職活動。私には自信がありません。
それに経済的理由にすれば、それ以上向こうが言ってこれないと思ったからです。
もし私が鬱病だと言ったら、学校側は休学して療養してから復学するように言ってくるでしょう。
でも言ったところで、うちの経済状況が良くなるわけで有りません。それに余計な心配をかけたくないんです。
病気の事を話した時の母と友人の反応は、友人二人は優しい言葉をかけてくれて、母は一時的なものに過ぎないと言いました。
友人には話して良かったと思いましたが、母には、話さなければ良かったと思いました。
だから、他の人にも言いたくありません。
『モラルハラスメント』や『アダルトチルドレン』という言葉があります。
私はアダルトチルドレンです。モラルハラスメントとは、親の親による精神的な虐待を総称して使われているそうです。
私の場合は「産まなきゃ良かった」「誰のおかげで生活できていると思っているんだ」等と言われました。今尚言われる時があります。
母を、「母」と呼ぶことを禁止された事もありました。私がまだ小学低学年の頃です。
優しい母なのですが、でも私は母が怖いと感じる事があります。いつまでも母からの呪縛が解けず、それでも母に愛されたいという重いがあります。
それから母はアルコールを良く飲みます。
でに私はアルコールは飲んで欲しく有りません。アルコールを飲むと暴言や騒ぎ立てる事があるからです。でも本人はその事を覚えていません。
だから飲まないで欲しくないのです。でも、仕事で疲れた母が少しでも気分が晴れるのなら仕方ないのかもしれません。
全て何もかも嫌いになれれば、家を出れると思うのですが、私は母が好きだから家を出ることが出来ず、時折母にのりうつる悪魔が去るのをじっと耐えてます。
いつか、母は私を、私は母を理解できる日が来ると願っているのです。