スクーター | 真・アブさん日記改め不定記

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花のトイレはピコレット

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乗物好きの友人曰く、「スクーターは独立したジャンル」だと。

確かに、国内では戦後間も無く産声を上げてるし戦後から高度成長期時代には
経済の第一線でも活躍していた乗物だし、オートバイとは色々な部分で一線を
画していた乗物だったのではないかと個人的には感じる部分がある。
なんでも、外国ではオートバイより高価な乗物だったそうな。

そのスクーター。
此処にきて魅力を再認識している自分です。
元々、免許を取って初めて所有したのがスクーターであり、
その後も途切れる事が無くスクーターを所有しているのです。

免許を取る前は、暴走オールドチャンネ―の乗物のイメージが強く、
絶対にスクーターは乗らない!!スクーターならカブに乗る何て云ってましたが、
いざ免許を取り直ぐに手に入れらてたのはスクーターであり、その後追加で
買ったのもスクーター、すっかりスクーターに魅了されてました。

当時、カブはとっつぁんバイクの代表であり、免許がやっと取れる年齢の若造には
不人気の代表格と云いつつも、あの速さに魅了されロードスポーツとカブやメイトを
併用または後者単独なんて人もいましたね。冬はドカジャンを羽織りそれでいて速い
姿は正直恰好良かったなぁ~何て想い出が蘇ります。

そんな最中、3台目(前2台も平行し所有してた)にして
初めて変速機付きのオートバイを所有したのです。

最初に所有してた車両は、700KmでEngが焼付き、2台目にバトンタッチ。
その後、初代はシリンダ、ピストンを修正しヘッドを面研し燃焼室を鏡面仕上げ。
それも全て手作業、こたつの上でやったんだよな~。今考えるとよくやったなと、
自分でも関心してしまうんだけど、そのインチキチューンのお蔭でパワーアップし
復活、挙句の果てにポートの加工までして最終的に、ボカン…再起不能。
予備Eng探そうなんて思ってたけど、その頃は車体丸ごと買っても安かったし、
地元にはバイク専門の解体屋が近くには無く、そのまま退役になってしまった。

本当は、復活させる予定で保管してたら?

なんと、廃品回収に出されてしまったのです。

んでも、俺のおたから他人はガラクタ。
知らないうちに色々処分されたなぁ…。

今は初代の遺品もとい部品が残るのみ。

その後2台目スクーターは、弟が受け継ぎその後10年近く放置されていた。
何故かそのスクーターを復活させて、北海道に行こうと考え修理を施し、
後輩を巻き込んで原付スクーター2台で挑んだGWの北海道。
道内最終日は霙に見舞われ、凍えながら(本当は防寒着でぬくぬく)
西港にたどり着いたのは良い想い出。

その後、何故かチョイノリで渡道したいと考えてコレも実行。
野宿自炊道具積んで600Kmチョイを無事に走り切り、今は壺か掛軸状態。

そんなこんなで、色々と想い出深い乗物でもあります。

一時期、ちゃらちゃらしたビックスクーターが巷に溢れてた頃、
絶対ビックスクーターには乗らないと決めてました。

がっ、

車検の代車で当時新車のマジェスティーを借りた時、正直衝撃を受けました。

こんなに良いのか?ビックスクーターは。

その後も車検でビックスクーターを借りる機会があり、それはボロ(失礼)だったけど
感想は一緒だった。国産原付スクーターとは次元が違うと。

んでもって、問題は価格。いや~良い値段するね~。
チャラチャラした若造が乗ってるビクスクも今じゃ絶滅危惧種だし、
以前から一度所有してみたいと考えていたのも事実。

何故今になりこんな事を書いてるかと云うと?
自身の身体の事。

細菌感染の疾患で、左足が炎症を起こし歩く事も難儀。
自分専用の車は全てMTだからクラッチが踏めない。
で、昔足を怪我した時にスクーターが活躍した事を思い出したのです。

ま、今回は左足なので停車時の基本である左足を付く事から逸脱してしまいますが、
推奨はされないでしょうけど、その状態でも何とか乗って移動する事が出来るのです。
駐車時はサイドスタンドなら何とかなりそうだし、それでいて排気量によっては
車検も無く維持費が安い。コレも大きな魅力ですよ。

とは云いながらも、火の車である我が家の台所事情を考えると増車資金を捻出するのは無理。
んじゃ~手持ちでどうにかするしかないか?
そこで白羽の矢が立ったのが、キャビーナ90。
スピードメーターケーブルの不具合とFフォークのオイルシールの劣化があるけど、
普段使いには問題なさそう。こりゃ~直して登録か?
やろうやろうと思い、なおざりになってた作業開始の切っ掛けになればエエのだが、
先ずは、自分の故障個所が完治してからだな。