漢詩講座のテーマがホトトギスだった。もう20年前になるだろうか。ホトトギスの特徴ある鳴き声を聞いたのは、湖とゴルフ場近くの友人の家に行く途中だった。この鳥は元々中国北方の蜀に住み、春、南から帰っていく。蜀の国王、杜宇(とう)の化身という伝承がある。

 

ホトトギスの漢字は、テキストによると、「杜鵑」(ほととぎす)、「杜宇」(とう)、「子規」(しき)、「蜀魄」(しょくはく)とある。

 

又、その鳴き声は「不如帰」と聞こえ、「帰るにしかず、帰りたい」と故郷へ帰還する願望を表している由。検索すると「不如帰」と書いて、「ほととぎす」とも「ふじょき」とも読む。

 

序でに、「杜鵑花」(とけんか)とは、サツキの漢名で、ほととぎすの赤い血を浴びた花、から来ている由・・・今回の講座で、漢字のお勉強をしたニコニコ・・・