今に始まったことではない。
19才で上京して最初の住込みでの仕事でも、変人扱いされた。
転々と職場は変わったが、だいたいそう思われていた。
27才で、潜在意識に出会ってからはさらに輪をかけた変人となった。
だが、ぼくは何とも思わなかった。
どうせ相談する人もいなかったし、天涯孤独と思っていたから、
自分の好き放題に生きようと思った。
当然、ぼくの考えは世間にそぐわない。
しかし、どちらかと言えば、ぼくは自分の考えを曲げなかった。
これで、社会に通用しなきゃ、野たれ死にしてもかまうもんかと腹を決めていた。
結婚、さらに子どもができてからは、そうはいかなかった。
潜在意識を本で学びながら、潜在意識にすがるように生きていた。
それでも43才になった頃は、どうにもならなかった。
新たに生まれ変わる必要があった。
最近手にしたあるユング派分析家の本の中で、
「新たな自分に生まれ変わるには、今までの自分が死ななければならない」。
「しかも、徹底的に絶望を経験したあげくの死、」
「中途半端な希望などもはや抱きようもなくなっての死である必要がある」。
「再生を期待しての死では意味がない」。
「生の痕跡など微塵もないような死のなかにしか、」
「ほんとうの生はないのだ」。
と、あった。
そのとおりだ!
確かにぼくは43才のときは死を決めていた。
なすすべもなく、すべての夢も、生きることも、どうでもよくなった!
そして自分自身の神に命を投げ出した!
「どれほど絶望的な状況であっても、心の最内奥にはなお人は、奇跡を起こす神秘的な力を秘めている」
と彼はつづけているが、
それから10日もしないうちに、奇跡が起きた!
それが『ビーチサンダルの奇跡!』である。
それまでのぼくの人生最大のシンクロニシティが起きたのだ!
来週の『潜在意識セミナー』には、星座の図を使って、話そう。
誰にもある、内奥にある神秘的なパワーを引き出すヒントになると思う。
来れ、潜在意識セミナー!
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