ぼく「昨日も話したけど、必死になってたときは大抵奇跡的に助けられているね」
ぼく「君と結婚した年の『一本の電話』って覚えてる?」
茂代「うん」
ぼく「あの時は金がなくなって、アパート代どうやって払おうか悩んでいたよ」
ぼく「クリーニングのおじさんが、『酒井さーん』ってどんどんドアを叩くんだけど、雨戸まで閉めてふて寝してたよ」
ぼく「そのとき、電話が鳴るだよね」
ぼく「昔の黒電話だよ」
ぼく「鳴り止まないから、しぶしぶ這いつくばって、受話器を取ったよ」
電話の相手「酒井さん?」
ぼく「栗原か」
ぼく「昔の部下だったよ。で、それがきっかけで2ヶ月かそこらで100何十万か稼いで、パッーと半分ぐらい使っちゃって、残りの70万で君と結婚できたんだよな」
ぼく「でも、あの『一本の電話』がなかったら、君とは結婚してなかったろうし、今のぼくの人生はないね」
ぼく「あと、独立して別荘地の分譲を始めた頃よ。相棒だった営業担当が辞めて、会社が危機に陥った」
ぼく「ふと、工事現場に現れた見知らぬおばさんが、何を思ったか買ってくれたんだよな。おまけに何人も紹介してくれて、会社の危機を救ってくれたんだよなぁ」
ぼく「あの時の絡みは台風だったけど。思い出せば、こんな奇跡はいくらでもあるよ」
ぼく「でも、共通してるのは、危機的状況のときに奇跡が起きてるよ」
ぼく「君は、何か奇跡ある?」
茂代「う~ん」
ぼく「ひとつぐらい言ってごらん」
茂代「う~ん。誰でもあるんじゃない? 夢なんて見たときは覚えてるけど、いつか忘れない? それと同じじゃない?」
ぼく「えっ?! や~、いい話だなぁ。そうか、夢なんかそのときは覚えているけど、いつの間にか忘れちゃってるよね」
ぼく「今の、茂代ちゃんの話メモしとこ。滅多にないことだから」
茂代「へへへへ。 いつも『・・・・・』じゃね~」
ぼく「・・・・・」
茂代「さて、解散しようか」
ぼく「>_<」
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
そうか、誰でも経験してるんだろうなぁ。
でもなぜ、ぼくはたくさんの奇跡を覚えているんだろう?!
思うに、やはり危機的状況に直面していることが多いように思える。
潜在意識を勉強してから、奇跡的な事柄に気づく感度が良くなっていることも関係しているかも知れない。
しかし、どうして脳は奇跡を起こすんだろう?!
答えは、ブレイン-キネシオロジーだ!
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
野生の動物は、いつも危機的状況の中で生きているように見える。
軽井沢の我が家に現れるリスを観察しても、クルミを食べている時も一瞬の油断もしていない。
危機に備える本能は見事というしかない。
生物の進化も、絶滅の危機を乗り越えた結果ではなかろうか?!
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
まさに、生きていることに感動する。
まずは、5年計画の初年度に当たる今年の目標を奇跡的に達成しよう!
5年後は、世界だ!
そして、歓喜の80代を迎えよう!
今朝のクオちゃん/軽井沢
今朝の新緑/軽井沢
今日のカフェ/大宮
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