エーザイ 「アデュカヌマブ」開発中止 「BAN 2401」に望みつなぐ | フレイルも認知症も減らない日本

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Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安


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しかし、
あのアデュカヌマブでさえ・・・、
このありさま。


アミロイドカスケードが起動し、
再生されないニューロンの脱落がはじまれば、
もはやお手上げ。


既存の内服薬やサプリメントごときで
「認知症が治る」
とは
何ともおめでたい。







日本経済新聞より。



エーザイ、
別の認知症薬に望みつなぐ 
最終治験を開始


エーザイは22日、アルツハイマー型認知症の治療薬候補「BAN2401」について、臨床試験(治験)の最終段階にあたる第3相治験を始めたと発表した。

エーザイはこれまで3つの認知症治療薬候補の治験を進めてきたが、21日にはうち1つの治験を中止すると発表した。

新薬の実現へ、BAN2401など残る2品の開発を続ける。


エーザイはアルツハイマー型認知症の治療薬を米バイオジェンと共同開発している。BAN2401の第3相治験は世界で約1500人の早期認知症患者を対象に、プラセボ(偽薬)と比較して効果を確かめる。

既存の薬は症状を一時改善する効果にとどまるが、BAN2401は進行自体を抑えることを狙っている。

2018年に発表した第2相治験の結果で有効性を示していた。

エーザイはこれまでBAN2401をはじめ、「エレンベセスタット」「アデュカヌマブ」という3つの認知症薬候補の治験を進めてきた。

いずれも原因物質とされる脳内のたんぱく質「アミロイドベータ(Aβ)」を標的としているが、薬によって狙う蓄積度合いが異なる。

BAN2401はAβが脳に沈着する前の集合体を、
エレンベセスタットは発生段階を、
アデュカヌマブは沈着する直前や沈着後を狙う。

このうち最も先行するアデュカヌマブは第3相治験に入っていたが、十分な治療効果を証明できない見通しが強まったとして、21日に開発中止を発表した。

エレンベセスタットも第3相治験に入っている。

認知症は先進国の高齢化などを背景に、患者数が増加している。50年には世界で患者数が1億5000万人を超すとの予測もあり、新薬のニーズは高まっている。

米アルツハイマー病協会によると50年時点で発症を5年遅らせることができれば米国の患者数は4割減り、介護などの費用は3670億ドル(約40兆円)減らせる。