脳の予備能が多い人の4つの特徴 | フレイルも認知症も減らない日本

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Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

楽しく生き甲斐を感じられることに
日々邁進することですねニコニコ


●「1人が好き」
でも諦めるな



脳の予備能が
多い人の特徴はわかっている。


第1に幼少期の成育環境
(遊びや学習の機会が多いこと)。

第2に学歴が高いこと。

第3にアタマをよく使う
職業に従事していたこと。

第4に中年期から高齢期にかけて
社会的ネットワークが豊富で、
活動的な生活をしていること。

その4点である。

脳の予備能は、
生涯を通じた神経入力量、
つまり脳への刺激の合計で決まる。

脳に刺激が入ると、
神経細胞(ニューロン)
の密度が高まり、
シナプス(ニューロン同士の網)
が形成される。

これらが脳の予備能をつくるからだ。

このため
内向的で非社交的な性格の人は、
刺激が少ないために
認知症のリスクが高い。

だからといって悲観することはない。

1人でいることが好きなら、
1人でできることを確実に行えばいい。

他人とかかわらなくても
心身の活動性は高められる。


1日30分の速歩きを
週3回、1年間継続することで
脳の海馬の容積が2%も増える
という研究結果がある。

海馬の容積は60歳を過ぎると
毎年1%ずつ減るといわれているから、
こうした有酸素運動はとても有効だ。

脳血流が増えるので、
血管性認知症のリスクも減る。

知的活動も有効だ。

クロスワードパズルなどを
頻繁に行っていた高齢者では
認知症の発生率が低かった
という研究結果もある。

一方で、
「ぼーっとテレビをみる」
というのはリスクを高める。

テレビをみるなら、
能動的に楽しめる番組がいい。

クイズや落語のような
集中力の必要な番組がいいだろう。

もちろん本や雑誌を読むのもいい。

「ボケたくないから」と
修業のように
パズルや運動に
打ち込むのは
おすすめできない。

ストレスは悪影響があるからだ。

脳の健康は人生を楽しんだ
結果の「ご褒美」だ
と考えたほうがいい。


続きます