この頃が時合いと読み、少し早いが１４時現地入り
途中１０ｍ/ｓを超える強風が吹いていた。
でも予想通り、現地は背中からの風、所によれば完全に風裏で無風
又、潮流と風が整いベタ凪！
エリア最端の磯場に陣取り、様子見で投げてみる
右に向いて非常に速く流れる潮は、沖へ向いて伸びる幾筋ものシモリを横断する。
根掛り回避の為、中・表層をドリフトさせながら誘う釣りとなる。
明るいうちは何の反応も無い。
ミノーを引いてみても同じ…
沖では鳥が旋回しているけど、気配まるで無し。
後から一人、又一人と見知らぬアングラーが来るが
ポイントに陣取る私を見て引き返す。
早めに来ていてヨカッタ！！
そうこうするうち、日が暮れる
熱を込め、打ち返すと思惑通りのアタリ！
がっちり掛けると潮流に乗り、結構重い。が少し変？
上がってきたのは“違う奴”
今が時合いと更に熱がこもる。
コッ！と小さなアタリに一呼吸置いて大きく合わす。
ズン！！竿に掛かる重量感！
気持ちエエやん！この引き、
間違いなく今シーズン初のｋｇUPと、ほくそ笑む。
ファーストランをロッドで溜めてかわし
（私はイカ様狙い時はドラグフルロック状態）
巻き取りに掛かった時、ロッドティップ付近で
『カチャ』と小さな異音が聞こえた。
するとリールが巻けない。
いったい何が起こったん？
アカン、イカ様が潮に乗って流れて行くぅ～
ロッドとラインを一直線になるような角度にすると、２・３回巻けた。
ガイドのトラブル！？
そんな隙をイカ様は見逃すはずがありません。
手前にあるシモリ裏に一目散に逃げ込み
万事休す！！
この瞬間緊張の糸がぷっつり切れた私
放心状態のまま、凧の様に自宅まで吹っ飛ばされてしまいました。
ガイドトラブル
SICリングが抜け落ちていました。
原因は画像でもお分かりになるよう、フレームの変形により
SICリングの径と無理が生じていたと判断できる。
道具の点検とメンテナンスは“怠ってはいけない”と
再認識させられた、昨日の釣果！！