こちらの本を拝見しました。

映画化もされましたよね。

ただの恋愛小説ではありません。

汐見夏衛　著/スターツ出版株式会社

現代の女子中学生が、なぜか1945年にタイムスリップしてしまい…のちほど現代に戻ります。

そのへんは、ちょっと都合がいいなーと思いますが……

だがしかし。

現代の女子中学生は目覚めていますね。

戦争を批判します。

戦争を美化していません。

でも、当時の日本国民は洗脳されていますから

日本を守るために死ぬことは素晴らしいことであり、特攻隊員は生き神だと称えるんですね。

私も途中から泣いてしまってわ。

泣きながら

絶対に戦争をしてはいけないと思いました。

好きな人や好きなものに一生懸命になることが人生ではなかろうか。

他人に強制されて、なぜ死ななきゃいけないのか❓

ひとを好きになることを通して、命の重みを感じてほしい。

死んでいい命なんてないんだよ。

これからの日本を背負っていく若いひとたちに、ぜひ読んでほしいです。

そして、

日本政府の言いなりに、絶対になってはいけないよ。言いたいことは、はっきり言え。命令に素直に従うなっっ📢📢

汐見さんってすごい作家だわ。

ありがとうございました。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、若いひとこそ読んでほしい。