冷たい清涼飲料水を飲む機会が増えていませんか。
容量が大きいペットボトル入りを手にすると、
自然に飲む量も多くなります。
ここに〝落とし穴〟が…。
清涼飲料水を大量に飲むことで起こる「ペットボトル症候群」
血糖値が著しく上昇し、意識を失い、死に至るケースもあるのだとか。
コーラやジュース、缶コーヒーなどは砂糖やブドウ糖、
果糖などを約10%含んでいます。
スポーツ飲料でも5―6%の糖分があります。
例えば、1.5リットルのペットボトルの炭酸飲料なら
角砂糖(3グラム)で50個分入っているということ。
のどが渇くたびに、自販機などのジュース類に手を
のばし続けた結果、
(1)血糖値が異常に上昇、
さらにのどが渇くため清涼飲料水を多飲
(2)血糖が上がり、膵臓(すいぞう)から出る
インスリンが効きにくくなったり、
インスリンが出なくなったりして急激な
脂肪分解が起こる(ケトーシス)―。
(1)(2)の悪循環で、意識もうろうとなり、
病院に担ぎ込まれて初めて、ペットボトル症候群と
分かることが多いそうです。
夏休みで、子供たちも家にいる時間が長くなり、
大量の水分を補う際に、ついつい口当りの良い
清涼飲料水を冷蔵庫で常時、冷やしてしまいがち。
(ちなみに、我が家では、麦茶オンリーです。)
この時期、水分の補給は、とっても大事ですが、
糖分の摂取に、くれぐれもご用心。