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私の家族には、大人になってからADHDと診断された人がいます
「ファインディング・ニモ」、「ファインディング・ドリー」のドリーそっくり
おちゃめで、優しくて、とってもパワフルです
そんな家族に対して、長年不思議だったのが、
話をしているうちに、何の話をしているのか忘れてしまうこと
どんだけ忘れっぽいの〜
人の話を聞いていても、自分の気になる単語に飛び付いてしまって、
相手の話を最後までなかなか聞けなかったり
なかなか、しっかり話をするのが難しいかったりします
そんな家族は、本が大好き
本人がしっかりイメージして話を聞けているときの
理解力と閃きは、本当に冴え渡っています
ずっと不思議だったのですが、「ファインディング・ドリー」を見ていて納得したのが
短期記憶が弱い=3個くらいの要素しか把握できない
んだな、ということ。
普通、成人は7個くらいの要素を短期記憶としてメモリーできるのですが、
それが3個くらいしか記憶できないということは…
例えば
明日、〇〇に遊びに行こう
という話には
①いつ
②誰が
③どこで
④どうする
という4つの要素が含まれていますが、
3つの要素しか把握できない人は、全部を覚えることが出来ないということです。
家族の場合は、だいたい「①いつ」の情報が抜けてしまって、
相手は土曜日休みだから、次の土曜日だろう、
とか
行き先は〇〇だから、あまり行かない場所だから、結構先だろう
とか
勝手に話を作って思い込んでしまうみたいです。
ただ忘れっぽいという訳ではなくて、
最初から「勘違い」して聞いている感じ。。
ずっと不思議だったけれど、
3つの要素しか把握できない
と考えると、ものすごく納得できました
多くの人は7つの要素を短期記憶として保持できます。
なので、5W1Hを同時に把握することは、特に意識しなくても自然に出来るでしょう。
しかし、短期記憶が弱い場合、
5W1Hのうち、何かは必ず把握できていないと言えます。
私の家族は言います。
「人生はよく分からないことばかり。
だから面白いと思う。」
そのうちのいくつかは、
他の人の目には「いやいや、普通に考えれば分かるでしょ?」
っていうことだったりしますが、
本人にとっては、必然も偶然も何でも奇跡。
大人になっても、新鮮なことがたくさんあって、
毎日たくさんのことに戸惑ったり、感動したり大忙しです。
だから、
短期記憶が弱くてかわいそう
と思うのではなく、
冒険の才能がある
と思って、見守っていきたいと思っています
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4歳(年中)の発達障害の男の子との日常を日記・絵日記にしています(*^^*)
今受けている支援や診断については、こちらから↓
・3歳0ヶ月で発達検査を受けました
・3歳1ヶ月で境界域知能・自閉症スペクトラムと診断されました
・年少、短期療育に通いました
・4歳0ヶ月、発達検査(田中ビネーⅤ)を受けました
・4歳1ヶ月、高機能自閉症スペクトラムと診断されました
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