こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。
大阪府枚方市、ひらパーの近くにある個性ある子の個別指導塾フォレスト個別指導塾枚方校の西川です。
(発達障害、学習障害、不登校、グレーゾーンの児童生徒さんも大歓迎です!
発達障害グレーゾーンのお子さんが読み書きが苦手なとき、一言で「苦手」と言ってもその原因はそれぞれ違います。
また、苦手の様子もお子さんによって様々です。
例えば目の動きに苦手があると、遠いところから近いところを見るときに目の働きを調整するのに時間がかかるため、
板書が遅くなってしまいます。
書くことに苦手がある場合は、手の筋力・手の動きのコントロールの問題があります。
また、書きたいことを頭の中で整理してアウトプットすることが苦手な場合も、書くことが苦手となります。
読むことの苦手は、読むことに関係する脳の働きに未熟があることで、意味が理解できない、
文字を集中して見られないなどがあります。
このように発達障害グレーゾーンのお子さんに読み書きの苦手が見られるときは、脳の特性から来ることがほとんどです。
頑張ったらどうにかなる、という話ではない場合が少なくありません。
そこで、知っておいて欲しいことがあります。
それは、色々な原因で読み書きが苦手な子どもにとって、みんなと同じレベルで読み書きについていくのがとっても大変で、
辛いことということです。
読み書き苦手のレベルも、頑張ればついていける子、頑張ってもついていけない子と様々です。
そんな中でも一生懸命やっていることを、早くしなさい!ちゃんとやりなさい!もっと頑張りなさい!
と言われたらどうでしょうか?
頑張っているのに、わかってもらえないと悲しいですし、余計に読み書きが嫌いになってしまうかもしれません。
板書が苦手な子どもは、書くのに精一杯で、授業が全く聞けないということもあります。
それではなんのために授業を受けているのかわからなくなりますよね。
このように、読み書きが苦手な発達障害グレーゾーンのお子さんは苦手ゆえに、自分の思い通りに行かなかったり、
必要以上に注意されてきていることで苦い気持ちを持っていることが多いです。
そして読み書きに苦い気持ちを持っているお子さんが、今すぐ読み書きをすんなり受け入れられる状態かどうかを
観察してみてください。
読み書きの苦手については、その苦手によって専門的に支援できる方法がいくつかありますが、
まずはその支援を受け入れるお子さんのモチベーションが必要です。
いくら効果的な方法であったとしても、お子さんがやる気を持てていなかったら効果はあまり感じられなくなって
しまうからです。
そこで、お子さんが受け入れるのが難しそうだと感じるときは、まずお子さんが『これくらいならやれそう!』
と思えるようなサポートをしてあげて欲しいと思います。
ポイントは読み書きのハードルを下げてあげることです。
これくらいなら自分にもできそう!と思えれば、やってみようという気持ちができてきて、
モチベーションを上げることができます。